第五回あゆみ杯Aリーグ 第十三局

 

先手 kousoku 四段 vs 後手 CAMEL 四段

kousoku四段との一戦。Kousoku四段はTAISENでも好成績を収めており,

強敵である。

私(後手)の四間飛車に先手は玉頭位取りに構える。

私の対玉頭位取り対策は2つある。

一つは,銀冠に組み,7筋の歩を切り,持久戦にする。

そしてもう一つは,本局にでてくるが,5筋からの急戦である。

図は,後手は組みあがってるが,先手は69金が離れ駒だ。

今がチャンスとばかりに仕掛けます。

(図は 先手48飛 まで)

 

後手は55歩と仕掛けます。

以下 55同歩 同銀 56歩 同銀 同銀 55歩と進みます。

ここで先手 45銀 と歩を取り,同飛 36銀 42飛と進みました。

この手順の36銀は辛い形です。

やはり 銀は65銀とこちらに捨てるべきではなかったか!

数手後,67金を取り同金で先手が進めたのが下図。

ここでの後手の一手は,どう指すべきなのだろうか。

(図は先手 67同金まで)

 

後手の次の一手は,45歩です。

せっかく切った飛先で,この筋には歩を打ちたくないが,46歩から銀を立ち直される

のを嫌った一手である。

その後,先手は銀を,後手は金を自陣に補強し,お互いに手厚く進めます。

そして下図。

 

(図は後手 54金寄まで )

 

上図でも,先手の27銀が気になります。

この後,中央から戦火がたち,捌き合になり,その直後後手は王手馬取りをかけ

先手投了となった。

*この対局の直後にのりひろ五段との対局があり,この対局は,上図以降再現

することができなかった。(^^;