第六回あゆみ杯Aリーグ 第九局

 

先手 Mr.金太 三段 vs 後手 CAMEL 四段

 

最終局は金太さんとの一戦である。

この時点で,予選通過は,金太三段とMoonist五段に確定していて,この対局は消化試合となった。

厳密にいうと,私が金太さんに不戦勝のときのみ私が予選通過になる(笑)が,この対局が始まった

時点でそれもなくなった。 (私は思い付かなかった…)

序盤はどうやっても振りになりそうなので,今回も居穴を目指す。

どうせ振りになるなら玉を固めようという作戦である。

しかし,指しなれないせいか,下図に至るまでの手順のぎこちない事!!

銀を出たり引いたり,手順は無茶苦茶だったけど,穴熊にはなった。

しかし,案の定,次の74歩を見せられ,形勢は良くない。 35歩となんとか決戦を目指す。

(図は 後手35歩 まで)*盤面が逆になってます

 

図以下,35同歩に 34歩 74歩に35角と角交換を目指し,無理矢理さばく!

CAMELの場合は砂漠!

先手は7筋からの突破に成功しと金も作り好調だ。 そして下図 79飛に85桂と

逃げたところ。

 

(図は先手85桂まで)

 

図以下,後手は63飛とと金を払い,同馬に75飛成と銀を取って勝負!!

あとは,玉の硬さに期待といったところだ。

そんなに駒損がないにしても,ゆっくりはできない。

とにかく,3筋から手を作り,飛車も切って食らいつくしかない。

しかし,相手は金太さん。こういったネチネチした受けは絶品である。

決して攻め急いだりせず,じっくりと受け切らすのが得意である。

下図! 飛をきって48金と打ち込んだところ,少しは手応えを感じていたのだが,

次の一手で,攻めが鎖されてしまった。 私の読み筋になかったのだ!

 (図は後手4八金 まで )

 

上図で,先手は57金とかわす。

かわされてみると,なんか肩透かしをくったみたいで,攻めが続かない。

それでも,自陣が固いのを頼りに,37銀成〜36香と攻め,その後も攻め続けたのだが,

最後は攻め込まれ,なんとか1手違いになるのが精いっぱいだった。

これで,予選リーグ6勝3敗で3位で予選通過はならなかった。

このメンバーをみれば,上出来だったかもしれない。