あゆみ将棋サロン

97年11月20日ごろ,初めて あゆみ将棋サロンを知りました。

JAVA将棋とグレート将棋しか知らなかったので、こんな所にも将棋の対局

できるサイトがあったのかと思って,入って見るとびっくりしました。

将棋の画面はきれいだし,観戦も容易にできるではないですか。

また その時,第2回のあゆみ杯の参加募集をしていた(締め切り間近だった)ので

申し込むことにしました。

ここは,観戦も楽しめるので,今でもよくCAMEL四段で出没してます。

第2回あゆみ杯 予選リーグ

1回戦 先手 furu二段 vs 後手 CAMEL

先手の鳥刺し対四間飛車

先手が2四歩と突いたところです。 ここから一気に決戦になりました。

ここで,私(後手)は,5五銀と決戦にでました。

おとなしく2四同歩は2三歩で受け一方になります。

5五銀以下 2三歩成り 5四銀 2二と 5七歩 6八金寄 2二飛と角銀交換の駒損ながら

後手もさせる展開になりました。

 

2回戦 (先手 かつら三段 VS 後手 CAMEL

先手 居飛車穴熊模様から端美濃囲い 後手は四間飛車の変化です。

7筋から6筋と機敏に攻められ先手好調の中盤です。 図は5二桂成りと成ってきたところ

です。 同飛は6一竜, 同金なら7一銀の王手飛車が狙いですが,形勢不利の私と

しては,なんとか寝業にもって行きたいところです。

 

私(後手)の指した手は,5二同金です。

以下 7一銀 9三玉 6二銀成り 同金 5一飛 8二銀 と進み,まだ形勢は良くないが

なんとなく 端に囲えて 玉が広く 粘れそうな形になりました。

結局 この将棋は,216手で後手の逆転勝ちとなりました。

 

3回戦 (先手YUS初段 VS 後手 CAMEL)

先手向飛車に後手5三銀右から持久戦を目指してる展開になりました。

図は6八角と引いて,桂の活用と角のさばきを狙ってきたところです。

ここで,私(後手)は・・・どう指したでしょうか。

第1感は,6五歩だと思いますが,先手も7七角や4六角や5七角など,

攻め合いになってしまいます。 それでもいいのかなと思いますが,私はじっと

4四歩と突きました。 これがいいかどうかは分かりません。

以下 先手は7五歩 同歩 8六歩 同歩 同角 8五歩 7五角 と攻めてきましたが,

何とか受けきって勝ことができました。

 

4回戦 先手 うさぎ初段 VS CAMEL

先手の居飛車に後手の四間飛車です。図は4四角に2八飛と引いたところです。

先手の穴熊が8七銀型だったので,私は ある狙いをもって 指していました。

ここで,その狙いを実行しました。

次の一手は 8五歩です。

先手の飛先が少し重く,4八銀が中途半端です。

8五歩以下 同歩 8二飛 6八角 6五銀 と進み少し指しやすい局面です。

この,振り飛車から8筋(先手なら2筋)に戻すのを,私は陽動居飛車と呼んでます。

特に,天守閣美濃には抜群に効きます。 この戦法は藤井システムのまねではありません。

林葉直子女流がよく指してたのをまねたものです。

詳しくは『棒銀一直線』に載ってます。

 

5回戦 先手 あゆみ初段 VS 後手 CAMEL

ご存知あゆみサロンの席主(?)あゆみさんとの初対局です。

いつも 大会の運営ご苦労様です。

先手の四間飛車に後手右四間左銀冠からの展開で,右四間からさばいて,

少し後手が指しやすい局面です。

図は3九桂と受けたところです。 ここから寄せに行きます。

竜は逃げたりしません。

ここは,4八角で 以下 同金 同竜 で勝ちになりました

 

6回戦 先手 asada初段 vs 後手 CAMEL

先手の早石田に後手(私)は角交換して左美濃で待機。

先手から8筋で飛車交換を仕掛け,竜を作って好調。

後手も先手の8六銀が遊んでるのでまだまだと思っていました。

今ここで,6九角と打ち込んだところです。

ここで先手は6八金 以下8七角成りと進みました。

以降,先手が1筋から仕掛けましたが,後手も1筋から逆襲し,勝ことができました

図では,7九金と引くと,後々飛車打ちがなく,後手が困ってしまうところでした。

 

7回戦 先手コケコッコ初段 VS 後手 CAMEL)

先手向飛車に後手左美濃です。

後手の8五歩を突いてないにも関わらず,向飛車に振るのは,少し損では?

図は,先手が形よく6六銀と位を確保したところです。

ここは,6四歩と仕掛けていきました。

おとなしくすると,7五歩 5五歩など先行されそうなので攻めていきました。

以下 先手も中飛車に振り直し応戦しましたが,何とか攻め通して寄せきれました。

 

8回戦 先手 鰻初段 VS 後手 CAMEL

先手の居飛車穴熊に後手が四間飛車です。

四間から急戦を仕掛けたのですが,さほど,効果はありませんでした。

図は,7六銀と出たところ 先手が6六桂と攻防に受けたところです。

ここでは,自信ありませんでした。

ここで後手(私)は6五歩と打ちました。

悲しいかな他に攻める手がありません。

これで切れてなければいいけれど!。

以下 5四飛 6六歩 5五飛 同角 同竜 6七歩成り 5四桂 6九飛 8九銀 6三金

と手を戻し 何とか勝つことができました。

 

 

これでなんとか 全勝を保って,予選通過し,決勝トーナメントです。