第一回倶楽部24B2リーグ 第二局

 

 先手 Eisaburou三段 vs 後手 CAMEL

 

Aリーグの二戦は,Eisaburouさんとである。

最初にリーグ表を見た時に,もし優勝を目指すなら,このEisaburouさんとKamesenninさんが

私にとっては課題であると思った。 なんとなくこの2名には苦手意識があるからだ。

私の将棋は,形を重視しているのに対しこの2人の将棋はちょっと変わった力戦派という

イメージを持っているからだ。

実際この対局まで,Eisaburouさんとは2勝3敗と負け越している。

本局は,私の四間にEisaburouさんが端美濃の布陣をとる。

例によって,私は陽動居飛車の構えをとる。

 (図は 先手が 1六銀まで

 

図以下,後手86歩〜55歩と仕掛けるが,先手も2筋に飛を展開し攻勢にでる。

なんとか駒得を実現し,少し指しやすいかなと思っていた。

しかし下図での 後手の次の一手が厳しかった。

(図は先手2八飛まで)

 

後手の次の一手は:36歩です。 これが厳しかった。

36歩以下 同金 59馬 同角 89竜 68銀 47桂 29玉 59桂成り 56角と進んで

下図。 ここでは逆転して,後手が指しやすい。

 

 

56角が攻防のようだが 58成桂に89角の予定だったが47角で負けである。

本譜は58成桂に79桂と更に辛抱!! 苦しすぎる。

しかし本譜は この後Eisaburouさんがちょっと無理攻めをし,再度私の逆転となった。

図の17桂〜19金の構想がちょっと強引すぎたような気がする。

平凡に23歩とかでも自信なかった。

しかし 内容は完敗だっただけに,この1勝は大きかった。