第一回倶楽部24B2リーグ 第八局

 

 先手 runaway 三段vs 後手 CAMEL

 

runaway三段は順位も高く,しかも好調で,この時点では優勝候補にも上がっている。

半年くらい前に一戦している。 左美濃と四間でかなり苦戦を強いられた記憶があった。

今回も左美濃か居穴も持久戦を予想して,対局に臨んだのを覚えている。

そして,予想通り 私の四間にrunawayさんの居穴となった。

  (図は 後手が 5五歩まで

 

先手が引き角にした瞬間に65銀と決戦を目指す。 じっくり組まれてはかなわないという

気持ちがそのままでたようだ。

銀交換から後手 66歩 同歩 〜67銀と打ち込み,その後,角も切り居穴の周辺に打ち込み

居穴を薄くしていった。

そして47銀と一変 飛角両取り,先手も46金と飛取りで切り替えす。

  (図は先手4六金まで)

 

上図以下,後手は角・金を取り2枚替えに成功する。

しかし後手陣も薄く,飛打ちに対して,駒を費やしてうめる必要がある。

まだまだ 油断できない。 しかし受けてばかりもいられず,機を見て居穴に周辺に張り付いて

勝負にでる。

上図が77金と先手しっかり受けたところ。

後手も角が逃げる訳には行かない。 67角打ちととにかく張り付く。

以下,先手も78銀と受けるが85桂打ちと更に張り付き,なんとか勝利を収めた。

この1勝はおおきい。