第一回倶楽部24B2リーグ 第十一局

 

 先手 ozam-M 三段 vs 後手 CAMEL

ozam-Mさんは順位下位ながら,この時点では,負け数が少なく,まだ優勝が狙える位置にいた。

以前ozam-Mさんの居穴に苦しんだ記憶があったので,てっきり居穴でこられると思っていたが

なんと!鳥刺しである。 びっくりした。

急戦と思いきや,16歩とか図の26飛といった落ち着いた手を指してくる。

下図,私(後手)は仕掛けた。

  (図は 先手が 2六飛まで

 

図以下,45歩と仕掛けました。以下同銀に35歩と銀はさみが狙いだ。

それから先手もうまく指し回し,いい勝負だ。

しかし下図では,後手銀得で少し指しやすそうである。

 

( 図は後手42同金まで)

 

図以下,私の予定は32歩だったが35歩とされた後が分からず,結局34飛と清算する。

34飛以下 同角成り 同銀 同竜に65桂と攻勢にでる。

少し後手優勢と意識していた。 そして下図 59飛と打ち込んだ所。

これが問題だった。 どうせ打つなら 49だったか!

  (図は先手79桂まで)

 

図から68銀打ち 79金 同銀 58飛成り 68金 67馬 88玉 57竜 同金 同馬 34角

と進み,いきなり勝負形にされてしまった。

そして下図 79金と銀を取った所。 この局面,私は自信がなかった。

 

先手は51竜と攻めてきた。 以下 78金打 98玉 97銀以下即詰みに討ち取りなんとか

勝てたが,上図では 72銀成りとされると自信なかった。

以下 同金に71銀 同玉 51竜の順が気になっていたからだ。 51竜以下61金合なら

詰めろが消える。 今調べれば61銀合いで残ってそうだが,秒読みで銀合いできたかどうか

…・・!