記事タイトル:Jeo Barden pickup 


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お名前: 流浪のギタリスト   URL
最近前出のテレキャスターにジョー・バーデン・ピックアップをつけたので
感想を書きます。
まず「ジョー・バーデン・ピックアップとは何か?」ですが、これはバータイプの
磁石のついたハムバッキングタイプのものです。ダンカンでいうとホットレールズ
みたいなものです。で、有名どころではフェンダー・カスタムショップからでている
故ダニー・ガットンのミュージシャンモデルについています。
もとからついていたシェクターのモンスタートーンも音が太くてそれなりに良いのですが、
既にフロントはハムバッカーにしてあるし(Gibson Classic Plus)、リアもそういうのに
するとくどいし、テレキャスターではなくなってしまう恐れがあるので、
このピックアップにしました。なおダンカンのものもYamaha Pacificaのミュージシャン
モデルには採用されているので良いような気もしましたが、音色的に低域が強すぎるのと
バーポールピースの並び方が気に入らなかったので(テレキャスターはピックアップを
斜めに取り付けるので、単純に並行におくと弦から外れてしまう)、いかにもテレキャス
ターを意識して設計したこれのほうに軍配が上がりました。
ところでこのメーカーはどうやら日本に輸入代理店がないので、直接Eメールでオーダー
して購入と相成りました。税金がかからない分は気分が良いのですが、Airで送って
もらったので1週間以内で到着はうれしいが輸送費は高いという結果になりました。
(合計でUS$185位)
肝心の音ですが、カタログに偽り無しのノイズ皆無で、きらびやかなテレキャスターの
リアピックアップの音が再現されていました。パワーはずいぶんありますが、ファットさ
加減はずいぶん抑えられており、オーバードライブでもいけるけどクリーンな音の方が
きれいでいいです。ちなみにダンカンのアンティークティと比較して見たかんじでは、
アンティークティのほうがやや低域が出るようなきがします。これはこれでカラッとした
ところがあるのでいいんですが(これは'54のエスクワイヤにつけてあります)。
また'61のテレキャスターについているフェンダーオリジナルの音にも近いですが、この
オリジナルの方がやや音が荒いような気がします。やはり最近のピックアップは今風の
洗練された味付けがしてあるようなかんじです。これはボディ材がレスポール系のもの
だからかもしれませんが。まあ今の音楽用に使用しているので特に問題無しです。
[1999年11月29日 15時38分27秒]


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