My 1962 Cadillac Series Sixty-Two Convertible


 私のキャデラックは、全オーナーに輸入されて、屋外に放置されていたもの。
ピンクに厚塗りされたボディは錆だらけ。シートは適当に張り替えられています。
新車当時の姿はなかなか想像しづらいのですが、ボディタグを見れが大体の素性が判ります。

 キャデラックでは、ファイアーウォール上の運転席側にそのタグが付けられてます。 これを読み解けば、年式、グレード、色、オプション装備など、出荷時の姿、状態が分かり、その気になれば元の姿に戻す事もできます。

 この車の場合、ボディーカラー以外はオリジナルのようです。オリジナルのボディーカラーはターコイズメタリックという 色で、だいたいこんな色です。
この色の採用率は5.6%なので、全16色(Eldorado専用の5色を除く)から選べることをからすると、平均的な人気だったといえそうです。
メタリックなので陰影が際立ち、Sixtiesらしい色っぽさがあって、私は気に入っています。
シートの大半とドアのアームレストは張り替えられてますが、ドアトリムは貴重なオリジナルで、今では入手できないものです。 また、オプションとして、Soft Ray Glass、Air Conditioner、6-Way Front Seat Ajusterが装着されていることが判りました。


Body Plate Identification
Build Date 11CNovember , 3rd week
STYLE 62-6267Model Year:1962 - Series62 Convertible
FW 37x1Fleetwood Body Plant #37x1 of 16,800 made
TRIM 28 INSERTS AND BOLSTERS : White
LOWER INSTRUMENT PANEL : White
STEERING WHEEL RIM : White
TOP OF INSTRUMENT PANEL : Dk.Red
TOP BOOT : White
CARPETS : Med.Red
PAINT 29Body Color : Turquoise
TOP 1Soft Top : Ivory
ACC. E K Y E : Soft Ray Glass
K : Air Conditioner
Y : 6-Way Front Seat Ajuster

サイドグラスもSoft Ray Glass(E-Z-EYE着色ガラス)。

 1961年の11月製造なので、わりと初期に生産された固体といえそうです。
(フレームナンバーでは160,840台製造されたうちの3万5000番台)
面白いのは、Turquoiseの外装色にWhite/Redのコンビ内装色が組み合わされている点です。 青系の外装色に白/赤色の内装では、見る人によってはちぐはぐな印象を受けるかもしれません。
当時のオーナーのセンスが感じられるこの組み合わせ、ぜひ再現したいものです。

 なお、White/Redのコンビ内装色は、通常Series62 Convertibleの外装色Ebony、Olympic White、Nevada Silver、Aleutian Gray、York Blue、Pompeian Red、Burgundyのみに組み合わされます(他のボディスタイルでは選択不可)。
Series62 Convertibleの特定色でしか選べないこの内装色。どおりで白/赤コンビのステアリングホイールが手に入らないわけです。

Soft Ray Glassはベントウィンドウに気泡が入っているものの健在。
Air Conditionerはブロアモーターが適当なものに交換されているものの、重要な部品はそろっています。
6-Way Front Seat Ajusterは水浸しカーペット(の残骸)に埋もれていたので錆の塊と化しています…が何とか直せそう。

 程度は悪々ですが、素性は良好なこの車。
購入時の状態から、壊しつつも直していく過程は、Restorationの項目からご覧ください。

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