エンジン降ろし

以前に簡易オーバーホールを行ったエンジンですが、シリンダーの磨耗が著しいので、真面目にリビルトすることにしました。

フェンダーやボンネットを外してあるので、作業するには良い機会です。
ついでなので、トランスミッションごと降ろすことにしました。

エンジンとトランスミッションは、降ろした後に分離します。
予め、フレックスプレートとトランスミッションを繋ぐナットを外しておくと、分離の際に手間がかかりません。

クランクを回しつつ、4箇所のナットを外します。
この4箇所で325HPのパワーを伝達するなんてすごい。
いろいろ外します。

インマニ、エグゾーストYパイプ、ATFライン、スターターモーター、アクセルリンケージ、TVロッド、スピードメーターケーブル、ラジエター&ホース、ジェネレーター、コンプレッサー、ウォーターポンプ、パーキングブレーキのワイヤー、ドライブシャフトなどなど。

エンジンマウントのナットと前側のクロスメンバーを外し、あとはトランスミッションのクロスメンバーだけです。

ただ、これを外すとトランスミッション後部が落下してしまいます。
そこで、まずATオイルパンをジャッキで支えてから、クロスメンバーを取り外します。
クロスメンバーを取り外すと、トランスミッションマウントが露になります。

このマウントは劣化していて、役に立っていませんでした。

本来は2個のボルト穴がある部分(ブタの鼻みたいなとこ)はもっと突き出していないといけません。
これは沈み込んでいるので、周囲のフレームがクロスメンバーに直接触れていました。
そのマウント部分を油圧ジャッキで支えて、オイルパンのジャッキは取り外します。

油圧ジャッキはミッション後部を支えるコロとして使うので、皿の部分とミッション後部を針金で固定しました。
あとはエンジンクレーンで吊って引き出していきます。

クレーンのアームは目いっぱい伸ばしていますが、それでもやっとエンジンに届く程度です。
バンパーが付いたままだと届きそうにありません

ラジエターサポートも取り外したので、あまり角度をつけなくても引き出せます。
ぶつけないよう慎重に…

ある程度持ち上げたら、油圧ジャッキを外します。
着地。

園芸用土はクッションにするために購入しました。
オリジナルのJetawayです。

健さんのラストゲームは、友人に誘われて見に行きましたっけ。
ありがとう。

健さん。

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