ヘッドライトスイッチ

車を購入以来、一度も取り外したことがないヘッドライトスイッチ。

少し触れただけでもコネクターハウジングが崩壊するので、なるべく触らないようにしていました。

とはいえ、ノーメンテだとスイッチの寿命を縮め、コネクタの接触も悪くなるはず。
ハウジングの崩壊も進んでショートが危惧されます。

意を決して外します。
取り外しました。
ハウジングの一部が付いたまま…

素材が脆くなっているので、修復のしようがありません。
そんな時に役立つのが中古ハーネス。

1961キャデラックのものです。
ほぼ同じ時を経ているのにこの違いは何でしょう。
元の端子と合体すれば若返り成功!

すぐ脇にあるこのハウジングも交換ですね。

これはクルーズコントロール操作部の照明用電源ですが、私の車には装着されていないので、追加メータの照明に使用しています。
スイッチのメンテナンスも必須です。
開けてみるとグリスは乾燥しきっています。

幸い接点の磨耗は僅かでしたが、予備に持っているスイッチはかなり削れていました。
接点には接点グリス、端子には接点復活剤、その他はシリコングリスやシリコンスプレーで潤滑します。

樹脂を冒さない潤滑剤を使います。
組み付ければ完成。
綺麗になって操作感も丸くなった感じで良好です。
ノブを一段引いてスモールランプ、二段引いてヘッドランプ、左右にまわしてインパネ照明の明るさ調整、というのは知ってたのですが、一番左に回すとルームランプが点くのは初めて知りました。
ルームランプの整備もしなければ。

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