ラジエター

何やら汚いラジエター。

キャデラック用ではなく、1962年のシボレーインパラに付いていたものです。

漏れるとかで1,000円で売られてたのをゲット。
用があるのはこの部分。
ラジエターキャップが付く部分についてる小さなパイプ。

オーバーフロー用のホースを繋ぐ部分ですが、キャデラックのラジエターは購入時から欠損していました。
キャデラック用(左)と並べてみる。
キャデラックのは以前にコアが張り替えられているようで、フィンピッチはかなり密。
状態も悪くありません。

インパラのオーナーはオールアルミの社外品に交換したようですが、やはり純正の雰囲気が好みです。
HARRISONロゴのタンクはノスタルジックで最高なのに。




余計なお世話ですね。
パイプをバーナーで炙って外し・・・
半ばやけどしながらようやくキャデラックのラジエターと合体!

・・・したように見えましたが、いざホースを繋ごうとしたらあっさり脱落。
ラジエターキャップを取り付ける"首"の部分もロウ付けなので、あまり熱を加えられなかったのと、真鍮表面の酸化膜をうまく取り除けなかったのが敗因と推測されます。

敗北感でしばらく放置することにした2012年の春。
そして2013年。

リベンジの結果がこれだ!
はんだが流れ込んでしっかり付いてます。
もう二度と外れそうにありません。

…と偉そうに書いてますが、これはプロの仕事です。
(有)丸三ラジエターにお願いして、チョチョイノチョイで付けてもらいました。
ちなみに、この小さいパイプも補修部品として取り扱ってるとのこと…真っ先に相談すべきでした。

ダンディーで気さくな親父さんと息子さん?が親切に対応してくれるので、ラジエターやヒーターコアでお困りの方は訪れてみてください。
このキャデラックの前オーナーと面識があったそうで、有意義なお話が聞けました。

インパララジエターの残骸は廃棄予定なので、要る人がいれば差し上げます。

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