1963 (呪いの?)Chevrolet Impala

2001年1月---------------
レストアできるか!?と悩んで買う直前まで突入した呪いのインパラ君。
まずはコンディションを把握せねば。


ターゲット発見!前から見ると普通なんですが、誰も乗ってないのに車内に顔が…(||゜Д゜)ヒィィィ


車内の顔はどうでもいいんだけど(何) 横から見ると後半分がフレイムス(?)に……


うん、悲惨。ハイドロから出火したらしい。一応持ち主に許可をもらって見せてもらうことに。


このエンブレムは327V8搭載モデル!283でも409でもS6でもいいんだけどV8なら嬉しい。
車検証で調べたエンジンコードによると327/250HP。文句無し。


センターコンソールはSSの証。パワーグライドのようです。スティックだとさらに面白いんだけど…
フルサイズのコンバチをギアガチャしながら走るのも粋ですな。

で、驚いたことが1つ。油圧ジャッキの向こう側のフロアを黒いホースが這ってるのですが、なんと
燃料ホース……。室内通すは危ないのでやめましょう。
バケットシートも一応あります。


カウルタグも確認。3PZ…本物SSコンバーチブル!これはいいかも。やりようによっては行けるか…行けないか…
SS用デッキパネルなどの入手は絶望的なんだけど。


メーターパネルは熱で白化してます。下に余計なスイッチが。。。


エンジンルーム見てみる。オモステ、パワーブレーキは無しは問題ない。


エンジンを見てみる。ん?おかしい。クラシックシェビーファンなら一発で分かるでしょう…
オイルフィラーが無い、センターボルトのバルブカバー…車検に通した後載せかえられてるなぁ。
エンジンコードを見ると3rdカマロあたりの305のようです。さらにオイルディップスティックを抜くと
乳化したオイルが付いています。黄信号点灯?


トランクは開けようが無いので隙間から撮影。床はほとんど無い。ハイドロ用になにやらフレームが
追加されてるし…


クォーターパネルは錆穴をパテで無理やり補修してあるし、何回も切り貼りされてる。
シボレーは新品が出るからいいんだけど、全体が熱で歪んでいたらおしまい。どう見ても歪んでる…


なんとかなりそうだけど、なんとかならない。
燃える前でもだめでしょう。ナンバーがまだ付いてる理由もローンの残債などの絡みなわけで
仮に取得するにしても厄介。ウェザーストリップすら付いてないとは…


結論……ただの粗大ゴミでしたー!
だいたいフルサイズBボディーをこれ以上増やしてどうするんだ!って感じです。
この車、コンディションを抜きにしてもなんか嫌な感じがするし……
現にこの写真を撮った次の日、呪いによって寝込むことになってしまったのです。(風邪っす)

エンジンを載せ替えずにハイドロも付けなければ、今でもクールな容姿にあの子の視線もクギ付けだったでしょうに。
(´ヘ`;)ハァ