院長からのメッセージ

 40年近く、産婦人科医として多くの赤ちゃんを取り上げると共に、無医村に近い過疎の村ゆえに、卒後研修を重ねて可能な限り間口を広げ、漢方療法も取り入れて各科の患者さんに対応して参りました。しかし出生率が激減したこともあり、私自身の健康を配慮して、数年前より分娩の取り扱いを中止致しました。今後は豊富な臨床経験を生かして、広く皆さまの健康維持のための相談役としてお役に立ちたいと考えております。
 里子副院長も、特別養護老人ホームの嘱託医として多くのお年寄りの健康管理をお引き受けすると共に、日常の診療に従事致しております。長男寛人は、奈良医大の第一内科に所属して、主として循環器の仕事をしており、次男直人は同じく整形外科に所属しておりますので、随時日常診療の適切な相談役となったり、時に応じて、紹介患者さんの引き受け役を果たしてくれております。
 あなたご自身にとって今どんな治療が必要であるかを診断して、当院で治療可能な病気に対しては外来加療を行うか、必要に応じて在宅(訪問)診療または在宅(訪問)看護を行います。さらに高度の医療が必要な場合には適切な専門家に紹介するお手伝を致したいと考えております。
 どうぞ皆様ご自身やご家族の健康に関して、どんなことでも結構ですのでお気軽にご相談下さい。

福井療院院長 福井義晃(ふくいよしてる)