全翼機の世界

国内文献

 ここでは私が所有している文献を列挙していますが、まだまだ抜けも多いと思います。
この他にご存知の文献がありましたら、是非お知らせ下さい。

日本の書籍   2001.06.17 
日本雑誌 2000.11.26 

最終更新日 2001.06.17


日本の書籍
書籍名出版社出版年著者/ライター概要掲載ページ
第2次大戦 ドイツ軍用機の全貌酣燈社1958ユンカース EF-130の解説HC
P.211
空気の階段を登れ朝日新聞社1971平木国夫HK-1、萱場2〜4型を製作した伊藤飛行機研究所所長の伊藤音次郎の日記を元にした、日本航空黎明期に関する大作。
第2部に「画期的な無尾翼機の開発」として1章を設け、HK-1製作の辺りを記載。但し、15ページ中無尾翼機に関する記述は5ページ半ほど。文中、1号機、2号機という記載があり、HK-1に1号機、2号機があったかのように見受けられる個所もありますが、HK-1と萱場2型のことだと思われます。
HC
P.494〜500
第二次大戦ブックス33
ロケット戦闘機
サンケイ1971ウィリアムグリーンMX−324、XP−79の概史P.98〜114
第二次大戦ブックス71
ミグ戦闘機
サンケイ1976野沢正BICh 3の写真、概史P.98〜114
大空への挑戦 3航空ジャーナル社1978横森周信ジャックノースロップの生涯と全翼機史P.182〜195
ソビエトの航空機原書房1982ヤコブレフBICh 1〜5の概史HC
P.196〜198、201
最新航空用語150酣燈社1989寺川 徹全翼機の解説P.102
第二次大戦ドイツジェット機モデルアート社1990野原茂Ho229ピクトリアルP.138〜145
ドイツ戦闘機1914-1945 Vol.1戦車マガジン1990野原 茂Ho229写真、解説(各1ページ)P.135, P.157
グロリアス ウィングス酣燈社1991松崎豊一YB-49の奇麗な大判写真P.105
KF Illustrated 72
巨人機の時代
文林堂1993石川潤一XB-35,YB-49のピクトリアルP.110〜119,
P.170〜185
昭和の日本 航空意外史
 
グリーンアロー出版1993鈴木五郎萱場製作所の無尾翼機(HK-1、萱場2型、3型)のテストパイロット島 安博飛行士を中心とした墓場無尾翼機の概史、世界の全翼機の概史HC,
P.7〜64
巨人機ものがたり酣燈社1993田村俊夫テロダクティル[、ユmmカースJ-1000の解説P.169,59〜60
ドイツのロケット彗星
Me163実験飛行隊 コクピットの真実
大日本絵画1993Wolfgang Spate
(高瀬明彦 訳)
第11章「全翼機(この本では無尾翼機の意)か否か」として1943年のシンポジウム概要HC
P.100〜105
英国ジェット軍用機 グロリアス ウィングスV酣燈社1994藤田俊夫AW-52G,AW-52の写真各1枚P.130
大空への挑戦
航空の父 カルマン自伝
森北出版1995Theodore von Karman(野村安正 訳)カルマン博士とJ.K.ノーロップとの関係、カルマンの見た全翼機の失敗理由P.185〜190
ドイツ空軍計画機KOEI1996パイロンズ オフィスホルテンの計画機に Ho229他、IXb,X,XIIIb,XVIIIa,bが取り上げられていますP.118〜123
KF Illustrated 90
超音速の夜明け 米空軍ジェット戦闘機 1942〜1950
文林堂1996野原 茂XP-79の写真、解説P.10〜11
航空機メカニカルガイド 1903-1945新紀元社1996国江隆夫Go229(Ho229)と全翼機の長所・短所、工夫が簡潔に解説されています。P.223〜229,240
第二次大戦 ドイツ軍用機全集(下)ミリタリーエアクラフト7月号別冊デルタ出版1997原田俊秀ホルテンの無尾翼機概史P.32〜39
第二次大戦の
アメリカ・イギリス軍試作・計画機
デルタ出版1999佐藤次郎ノースロップXP-56、XP-79、XB-35のピクトリアル風解説P.20〜21,40〜41,56〜61
素晴らしき飛行機時代
20世紀ヒコーキ・グラフィティ
アトラス出版2000平木國夫ムック形式のグラフィティ本で、伊藤音次郎、木村秀政、平木国夫の3氏のよる対談が収録され、約3ページほどにHK-1無尾翼機の内容があります。写真のキャプションに誤りがあるのが残念ですが。(航空情報(2000.12号)に書評あり)全160
大戦後の
アメリカ・イギリス軍試作・計画機(2)
デルタ出版2000阿部寛一
佐藤次郎
ノースロップYB-49/YRB-49のピクトリアル風解説P.72〜79
航空情報別冊
21世紀を翔ぶ
Blended-Wing-Body
 
酣燈社2001別冊航空情報編集部NASAのBWB計画を中心してBWBの現状を紹介。
書起こしは19ページほどだが、ほとんどがNASAやAW&STからの抜粋。他に航空情報の過去記事(74-10,90-3)でを再掲載。紹介しようとする意気込みはやや感じられるが、頻発する誤植(誤字)や最近の航空情報別冊同様、何がいいたいのか明確に伝わってこないのが残念。
P.1〜8,P10〜62

雑誌
書籍名 出版社 ライター 概要 掲載ページ
航空事情(92) S7-6陸軍航空本部ロバート W・E ラーデマン海外における無尾翼機、全翼機の歴史の紹介P.78〜92
航空朝日 S16-12朝日新聞社岡本 文一郎海外における飛行機設計の新傾向 1.無尾翼機について(エアロプレーン'41-11/14号による)
N-1M、ダンのX型,Y型、ヒルのテロダクテイル等の紹介
P.128〜134
航空ファン '64-7文林堂中野義治なぜ試作に終ったか(XB-35)P.88〜95
航空ファン '67-8文林堂-なぜ試作に終ったか(MX-324)P.86〜87
ヒコーキ野郎 '74-2(社)日本飛行連盟同誌 編集部誌上クラシック航空博物館 13。1月号から続く無尾翼機の後編。茅場の3機、ノ社のXP-56,X-4を含む全機種、DH 108を掲載。P.22〜27
航空情報 '74-10酣燈社東士郎太XB-35概史P.108〜117
航空情報 '75-8酣燈社小秋本龍ユンカース J1000概要P.98〜102
航空ファン '78-5文林堂-ジェット軍用機の先輩たち イギリス編O アームストロングホイットワース AW52G,AW52P.123〜127
航空ジャーナル '83-2航空ジャーナル社田村俊夫AJ航空図鑑 80 「全翼機−その歴史」P.69〜76
メカニックマガジン '83-3KKワールド
フォトプレス
-全翼機の将来P.46〜50
エアワールド '84-7エアワールド社飛鳥翔二AIR MONOGRAPH 83 「ノースロップ XB-35/YB-49/YRB-49A」P.113〜128
関藤茂明10×10 Bomberへの道(全翼機概史)P.146〜153
モデルアート '87-11モデルアート社松樹祐司ホルテンストーリー。簡素に旨くよくまとめられています。
1/200の全機種の図面付き。全翼機もどきのハインケルP.1078Bの記事もあって本号お薦め
P.41〜45
航空情報 '89-2酣燈社藤田勝啓ついに正体を現したステルス機F-117とB-2
Part4 ステルス・ボマー B-2
P.81〜85
航空情報 '89-3酣燈社藤田勝啓B-2 SACの主力爆撃機にみるそのステルスミッションP.84〜89
Air Combat
No.10('89)
文林堂?Radio Controled Flying Wing,JB-1とJB-10の写真、飛行中写真P.120〜125
モデルグラフィックス '90-2大日本絵画杉浦久義Go229プラモデル製作記事&その他P.110〜115
航空情報 '90-3酣燈社藤田勝啓ステルスボマー B-2を解剖するP.70〜79
週刊エアクラフト '91-6/11
(No135)
同朋社出版B-2概要P.5〜17
週刊エアクラフト '92-2/11
(No168)
同朋社出版世界航空機名鑑ノースロップフライングウィング機群P.27〜28
エアワールド '92-2エアワールド社坂本良一AIR MONOGRAPH 172 「ノースロップ B-2」P.97〜112
ミリタリーエアクラフト
(No.03) '92-3
戦車マガジン田村誠B-2のステルス技術予想解説P.94〜118
安藤英彌ノースロップの全翼機概史P.119〜136
モデルグラフィックス '92-9大日本絵画二宮茂樹Ho229(ドラゴン/ハセガワ,1/48)、B-2(イタレリ,1/72)プラモデル製作記事P.52〜58
航空ファン '92-11文林堂-音速テクノロジーへの助走 英国のプロトタイプ機(AW-52)P.90〜92
エアワールド '93-8エアワールド社襲 玄光AIR MONOGRAPH 190 「Lippischの計画機たち」P.97〜112
月刊エアコマンド '93-11同朋社出版ノースロップの全翼機概史
(≒ Wings Of Fame Vol.2)
P.40〜51
航空情報 '94-3酣燈社浜田一穂ステルス爆撃機 B-2の謎P.46〜55
航空情報 '95-8酣燈社武井祐正、
藤田勝啓
スカイ・サーチ ハイテクボマー B-2P.49〜53
航空ファン '95-1文林堂長久保秀樹A-12 AVENGERのフルスケールモックアップから見た詳細解説。カットウェイ図あり。P.20〜23(COLOR),P.81〜96
航空ファン '95-4文林堂Joe Cuido
(木村譲二 訳)
N-9MBの復元中の写真、飛行中写真P.14〜19(COLOR)
航空ファン '95-7文林堂浜田一穂AIRPLANES DIGEST No.78 B-35/B-49の概史P.129〜143
航空情報 '95-7酣燈社田村俊夫AR PHOTO STORY B-35/B-49の概史P.101〜107
航空情報 '95-8酣燈社武井祐正、
藤田勝啓
スカイ・サーチ ハイテクボマー B-2P.49〜53
ミリタリーエアクラフト
(No.21) '95-7
デルタ出版藤原公一ホルテンの全翼機及びGo 229(他に、ユンカースJu322マムート輸送機、リピッシュDM-1が紹介されています)P.104〜110
エアワールド '96-2エアワールド社坂本良一AIR MONOGRAPH 219 「ノースロップ YB-49」P.51〜66
浜田一穂B−2開発秘話P.51〜66
エアワールド '96-5エアワールド社平岡公夫AIR MONOGRAPH 222 「ホルテンHo229」P.95〜112
ミリタリーエアクラフト
(No.24) '96-1
デルタ出版水間元彦Ho\とGo229の概要P.103〜113
ラジコン技術 '97-10電波実験社ルベル・ムロー
(本多 律理 訳)
ホルテン]Uの1/3スケール電動ラジコン(オランダ ホーゲン氏製作)リポートです。1/3スケール、全幅5.23 m、重量16.3 kgの大型電動ラジコン機で、しかも実機は飛んでいないばかりか写真も少ないので、貴重な空飛ぶ資料です。P.168〜177
TURN POINT 04エアワークス米田 洋輸入された直線翼の全翼(無尾翼)グライダー、Fauvel AV-36(仏)の記事が載っています。P.27〜29
ミリタリーエアクラフト
(No.38) '98-5
デルタ出版Ho 229の写真、解説P.41〜60
田村誠 XB-35概史P.61〜71
ラジコン技術 '98-10電波実験社ルベル・ムロー
(本多 律理 訳)
テロダクティル Mk Wの1/3スケール電動ラジコン(オランダ ホーゲン氏製作)のリポートです。この記事を見て初めて気付いたのですが、”Pterodactyl”は『テロダクティル』と読むのですね。航空ジャーナル('83-2)でも、航空情報別冊「巨人機ものがたり」でもプテロダクティルと表記されていたので、辞書も引かずにずっとそうだと思い込んでいました。目から鱗です。
P.168〜176
航空情報 '98-11酣燈社原田哲夫「高度30,000mを飛行するソーラーパワードセンチュリオン」。AW&STを元にしたセンチュリオンの概説。P.34〜41
J Wings '99-3イカロス出版坪田敦史「それいけステルス」の中でB-2が解説されいます。P.30〜55
浜田一穂「軍用機仮想対決」で、B-2 v.s. サダムフセインの「それいけステルス」で、ホワイトマン空軍基地からイラクへ長距離爆撃するB-2の仮想運用記が掲載されています。P.85〜87
エアワールド '00-4エアワールド社-「バルカン半島にステルス爆撃機で」。コソボ紛争におけるB-2の出撃内容記事。提灯記事っぽいですが、興味深い内容もあります。(AIR FORCE MAGAZINE に掲載記事の翻訳)P.76〜80
ラジコン技術 '2000-4電波実験社大橋 秀雄テロダクティル Mk Vの1/6スケールラジコン機の製作記事です。実機に、らしく製作されていて、ゲテモノっぽさがよく滲みでています。図面も収録されています。P.36〜40
週刊ワールドエアクラフト
38(2000.6.27)
デアゴスティーニ・ジャパン-B-2の概説と開発概史。綴じ込みの解剖図はWorld Air Power Journal 31と同じで、ブリーフィングに使われている絵は週刊エアクラフトと同じ。記述は目新しいものはないです。P.38-5〜-14
週刊ワールドエアクラフト
60(2000.11.28)
デアゴスティーニ・ジャパン-航空技術のすべて「空気力学:尾翼/全翼機」として取り上げられた1ページです。概史。P.60-24

 
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