解説:ホルテン兄弟の全翼機データ(H X)

 H Xはフォルクスイエーガー(国民戦闘機)としてホルテンで計画された機体ですが、終戦間際のゴタゴタか機種整理かで、 超音速を目指す機体となりH X(H XIIIb)としてホルテンの自著に記載されています。
本機は大戦終末期中のホルテンの特徴である「全翼機に拘らない」胴体付きの機体となっています。軍の意向や会社として存続するための意図もあったでしょうが、 このクラスでの全翼機化は少し無理が有るように思えます。

最終更新日1998.11.23

項目H X
RLM識別子 -
全幅(m) 7.2
全長(m) -
全高(m) -
翼面積(u) 37.8
前縁後退角(Grad)70.0
テーパー比 20
アスペクト比 1.4
空虚重量(kg) 600
総重量(kg) 700
翼面荷重(kg/u)18.5
最大速度(km/h) 500(?)
着陸速度(km/h) 88
最大滑空比 9
(速度 97.0 km/h)
エンジン Junkers Jumo 004 B-2(推力 900 Kg)
乗員 1(座乗)
初飛行 -

使用文献
 ・Nurflugel, R.Horten/P. F. Selinger, Weishaupt-Verlag Graz, 1983

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