H XIは戦後に販売できるよう計画されたアクロバティックグライダーで、H XIVもそうですが、戦争中にこういう企画を持っていること自体、日本では考え付かないことです。
本機はH IVに極めてよく似た機体だったとういことですが、H IX用のより簡略化したコントロールシステム試験用の性格も持っていたようです。
途中、本機は優先度を失い、H IX V1グライダーが飛ぶまで製作が延期されました。
項目 | H X |
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RLM識別子 | - |
全幅(m) | 12.0 |
全長(m) | - |
全高(m) | - |
翼面積(u) | - |
前縁後退角(Grad) | 31.0 |
テーパー比 | 4 |
アスペクト比 | - |
空虚重量(kg) | 200 |
総重量(kg) | 300 |
翼面荷重(kg/u) | 25 |
最大速度(km/h) | 350 |
着陸速度(km/h) | 66 |
最大滑空比 | 22 (速度 90.0 km/h) |
エンジン | 無し |
乗員 | 1(座乗) |
初飛行 | - |
使用文献
・Nurflugel, R.Horten/P. F. Selinger, Weishaupt-Verlag Graz, 1983