H XIIはH VIIへの軽量練習機として計画された、並列復座機です。
本機は秘密裏に製作され、He177の補助動力でも6気筒DKW(90馬力)を動力としました。
翼はH IVbと同じくP-51 マスタングのものを使用しており、1944年末に飛行しています。
項目 | H XII |
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RLM識別子 | - |
全幅(m) | 16.0 |
全長(m) | - |
全高(m) | - |
翼面積(u) | 38.5 |
前縁後退角(Grad | 29 |
テーパー比 | 6 |
アスペクト比 | 6.7 |
空虚重量(kg) | 460 |
総重量(kg) | 700 |
翼面荷重(kg/u) | 32.3 |
最大速度(km/h) | 300 |
着陸速度(km/h) | 75 |
最大滑空比 | 16 (速度 80.0 km/h) |
エンジン | DKW(6気筒、90馬力) |
乗員 | 1(座乗) |
初飛行 | - |
使用文献
・Nurflugel, R.Horten/P. F. Selinger, Weishaupt-Verlag Graz, 1983
・Flying Wings of Horten Brothers, H.P.Dabrowski, Schiffer Military History, 1995