YRB−49はキャンセルされたYB−49を活かす手段として、ノースロップ社が提案した写真偵察機型です。
2基のエンジンをポッド式に装備するという、全翼機の理想形からずれてはきていますが、言わばジャックの最後の夢の架け橋でした。
しかしながら、最終的にはYRB−49もキャンセル。
夢敗れたジャックは失意のうちに、1952年に航空機産業界を去るのです。
YRB−49データ
(使用文献:Northrop Flying Wings, G.R.Pape, Schiffer, 1995)
ノースロップ社コード NS-41 全幅 172 ft 全長 53.08 ft 全高 - 翼面積 4,500 sq ft 翼型 NACA 65,3-019(翼根)
NACA 65,3-018(翼端)後退角 26°57′48″ 最大翼厚 85.5 ft テーパー 9.33 ft to 37.33 ft アスペクト比 7.4 ホイールトラック 41.4 ft 空虚重量 84,000 lb 離陸重量 165,000 lb 総重量 206,000 lb 燃料搭載量 15,231 gal 最大速度 381 mph 巡航速度 340 mph 航続時間 6.7 hours(basic mission) 航続距離 2,250 mile(basic mission) 上限高度 45,500 ft(basic mission) エンジン アリソン J-35-A-19(推力 5,600 lb)×6 爆弾搭載量 188 lb. T-89 Flash bombs × 6 武装 none 初飛行 1950.05.04 by Fred C. Bretcher, Dale Johnson(於)ホーソーン to エドワーズAFB