「源流野点;三頭大滝上流/三頭山にて」
−南秋川源流域−

 2013年5月21(火)、小梶さん、小野さん、石黒の3名。

多摩川源流倶楽部の源流野点:

・2013年5月21日
・エベレストでのお茶会というわけには行かないが、第2回となる今回の水源流でのお茶会は、    
 昨年12月7日(金)に檜原村民宿「浅間坂」で多摩の源流の湧水を使って行った第1回水源流でのお茶会に続くもので、    
 その時お世話になった檜原村民宿「浅間坂」推薦の三頭山水源流である。...以下、小野記



 5月21日(火)午前8時京王線北野駅にて車を出して頂いた小梶さんとお会いし、出発!快晴だ。日の出町の石黒さんのお宅へ。ここで石黒さんの車に乗り換え三頭山へ向けて出発!時に午前8時半。途中でコンビニによって買い物をし、檜原「都民の森」駐車場到着。午前10時半。


 いよいよ多摩源流に設定する水源流でのお茶会の場所に向け出発進行。10:40森林館到着。標高1040m。そこから気持ちの和む木材チップの敷かれた道を三頭大滝へ。11:10到着。滝を楽しむこと10分、水源流でのお茶会場所へ向けて出発。標高1200mの分岐点をブナの路に進路をとる。


 11:40水源流でのお茶会ポイントに到着だ。奥まって人の通りがなく、サワグルミ、シオジのような大木に囲まれているが、一画だけ木々の梢がとぎれ、燦燦たる日の光のあたるところ。心地よい風が通り、すぐ脇に源流の細い清流があるところ。茶碗・窯が置けて、席となる自然石が多くあるところ。源流がみなもとりゅうに変わる瞬間だ。


 早速、小梶さんの指示に従って手分けをして水源流でのお茶会準備。小梶さんに手配頂いた野点に必要な道具を入れたリュックは運搬係の小野が運んだ。道具類を取り出し、漆の木に注意しながらセットし、愈々野点の始まりだ。窯に源流の水を取り込み、


 それをコッヘルに必要量移し、携帯用ストーブ用のガスボンベを着火。小梶さんと石黒さんの共作だ。勢いのよいガスが、湯を沸かせる。和菓子を準備。今日は抹茶餡ドラ焼と抹茶カステラだ。


いよいよお茶をたてる時が来た。小梶さんの指示により小野(源流(みなもとりゅう)お茶の師匠)が茶をたて始めた。出来た。まずは小梶さんに。良いお服加減との言葉を頂く。嬉しい。次いで石黒さんに。小梶さんからご自服でどうぞのお声を頂戴し最後に自ら喫した。自然の中に溶け込んだ茶。おいしく頂いた。この間20分。天候にも恵まれ良い水源流でのお茶会であった。


 後片付けをして、昼食を摂るべく、ブナの路に戻り、もとの分岐点に向けて12:40出発。樹種識別に不可欠である葉を木々の上につけていることから識別がつけにくく、樹木に詳しい石黒さんも判別に苦労され、小梶さんと確認しながら数多くの樹木をじっくり観察。13:30、到着。ここで昼食にしようとの声で一斉に弁当を出してイタダキマ〜ス。20分の間、昼食に集中。この間、大小数組のパーティーが通り過ぎた。大きいパーティーは約20名で山ガールズをリーダーの男性が統率していた。 13:50、ブナの路ルートをムシカリ峠経由三頭山めざし出発。快晴だった天候も徐々に雲が出始めそれとともに気温が下がり始めた。木々の観察をしながら14:35ムシカリ峠着。出会った木々はブナ、イヌブナ、ミズナラ、タケカンバ、ナツツバキ、ホオ、リョウブ、トチ、ケヤキ、イタヤカエデ他。知っているわけではなく、標識板がついているのだ。それでもド素人の小野には識別が殆どつかない。木の高さ、幹の太さ、面白い姿・形の幹・枝、千差万別だ。10分休憩して三頭山へ。ノウサギが二頭飛び出してきた。一頭は素早く隠れたが、一頭は暫くこちらを見た後、姿を消した。歓迎の挨拶だったのかな?霧が出始めた。


 雲と霧の中、姿は見えぬオオルリの声を聴きながら15:00三頭山頂到着。案内板にはコルリはあるもオオルリはなし。変な感じであった。オオルリ以外の野鳥は声もせず、姿も見せず。野鳥の好きな小野が残念と一言。標高1524.5mの西峰で5分休憩。案内板にある富士山は雲の中。これまた残念。 ならば早く降りようと、ブナの路経由でコマドリの路を下り一気に野鳥観察小屋へ。途中ヤブサメ観察のパーティーに声掛けし、迷惑がられてしまった。ゴメンナサイ。16:05野鳥観察小屋到着。水場があり条件が良ければ観察できたであろうが、周囲は暗くなりはじめ残念ながら鳥も見られなかった。小屋の中をみると鳥の写真が掲げてあり、今度はオオルリの写真もあり、ホッ。そこで、先着の1組のパーティーと情報交換。コマドリを見つけ写真に撮ったとのこと、カメラで見せて頂いた。我々はコマドリの路を通りながらコマドリに会えなかったので写真を見られただけでも幸運だった。長居は無用であったので16:20出発、16:30分岐点へ。そこで、ヤブサメの写真撮影をしていたパーティーと遭遇。無事撮影に成功したとカメラを見せて頂いた。良かったですね、オメデトウございますといったら、ヤブサメは暗いところが過ぎでなかなか姿を現さないだけで、それほどすごいことではないとのこと、有難うございましたと言って帰りを急ぐ。 天候は雨模様から遠くで雷鳴が聞こえ始める状況へ。何とか雨の降らないうちに駐車場へと道を急ぐ。


 あと僅かと思った時、音を立てて大粒の雨が降ってきた。すぐに傘をさしたが、傘に当たった雨粒が跳ね上がっていた。道に落ちた跳ね上がった雨粒?を拾って見た。雹だった。時に16:40。この時期に雹に会ったことは初めてであった。17:00駐車場に無事到着。お疲れさま! 所用時間:6時間20分、総歩行数概算:14、000歩であった。 石黒さんの車で日ノ出町へ。到着、有難うございました。日ノ出町から小梶さんの車に乗り換えて北野駅へ。到着。有難うございました。自宅到着20:30。13時間半の山行の中できらりと光る水源流でのお茶会であった。