「自作漆器のギャラリー」
"URUSI Ware Gallery"
From Exhibitions of The Studio "MAI" & Students
道楽の分野から、「漆の仲間展」に出した作品を紹介したい。
残念ながら漆独特の肌触りや微妙な質感などは、想像力で補ってもらうしかない。
「自作漆器のギャラリー:No.1」
The First Exhibition
さて展示会の場面をまずお見せしましょう。7名で出展したが、この写真は私の展示コーナを示したもの。場所は、国立の画廊「岳」。
評判のオリジナルデザイン、三角形に少し掘り下げて金蒔絵を施した塗り分け尺2の
大皿。ドイツにお嫁入りした。
教室の第3カラキュラムである正統的な輪島塗の2段重箱、このカラキュラムで早5
年が経過する。
今度の正月には間に合いそう、料理が楽しみである。これは愛しくてどこにも出せない。
9寸の鉢で材料は栃、本格的工法で細工しながら、木の肌を感じさせる様に透明な漆を
塗ってみた。カナダにお嫁入り。
栃の珍しい木目(結構ちじみが出ている)の尺一盆、拭き漆で木目を活かして仕上げた。
教室のカラキュラムで作った輪島塗の大椀が2つしかなく、家族で海鮮丼を食べるためあと2つ丼をとの注文で作った大椀、外側を木地呂塗りにして欅の木目を強調してみた。
もう一つお盆、尺二の欅の逸品。きれいな杢を活かして拭き漆で仕上げた。弟の家の新築祝いになり、千葉県へお嫁入りした。