「創立110周年記念;旭陵留学制度支援事業」


 留学制度を支えるためソーラーパネル設置による売電売上が経費サポートに使えます。  関東OB会の会長からのお願い文を掲載しました。 



中津高校同窓会関東OB会
 同窓生の皆さまへ
「創立110周年記念事業のお願い」

                                     2015年9月吉日
                                      関東OB会 会長 石黒広洲

 今年も関東OB会のご案内をする時期になりましたが、中津高同窓生の皆さま如何お過ごしでしょうか。 今年は母校の創立110周年の年になり、11月7,8日に記念行事が執り行われることは、旭陵新聞等でご承知のことと思います。 中心となる事業は、全国でもユニークな留学制度の継続支援です。北欧などでは当たり前の高校生の留学ですが、日本ではまだまだの様です。 特色ある魅力的な制度を継続させるための仕組みが考えられ、先行的な取組が既に始まっています。 100周年の時は順調であった募金ですが、ご時勢を反映してか、順調ではない様子が伺え憂慮されます。 しかし、留学制度の存在価値はゆらいでいません。リニア時代を迎え、様々な場合や場面において海外も含めた外に目を向けることが、 益々重要になっていると思います。

 5月に開催された同窓会本部の総会に出席した際に、留学から帰った在学中の高校生片田さんの体験談を聞かせて貰いました。 私も含め皆さん大いに感動したスピーチ内容であり、制度の意義と価値を改めて再認識しました。 同窓生の皆さまに、リアリティを持って内容をお伝えするのは困難です。しかし、実際に経験した人にとっては、ホームステイ先家族との交流を通して、 単なる旅行では経験できない異文化に触れることが出来た様子でした。自分の国を相対的に俯瞰出来るチャンスが持て、 得るものが大きかったと感謝していたことが印象に残ります。何人かの聴衆が目頭を押さえていたことを思い出します。

 我々OBにとって、この留学制度はどの様な意味を持つかを考えてみると、決して傍観者ではいられません。 今、特に地方における少子化が問題になっています。高校の定員や受験者数の減少が著しく、母校の持続的な発展にアラームが出ることも考えられます。 既に岩村高校はそのようなことを経験し、同窓会が消滅しました。決して他山の石として見過ごしてはならないと思う次第です。
 受験生が特色ある留学制度に魅力を感じてくれているケースも増えている話を聞くにつけ、 有秀な受験生が母校を選んでくれ進学校としての地位を強化して欲しいものです。このような状況認識を応援の気持ちに換えて、 同窓生の皆さまに募金へのご賛同をお願いするものです。若者達に留学の先を見据えて意欲的に行動する気持ちを呼び起こす環境を用意出来るという、 先輩としての喜びをかみしめてみませんか。既に応じた皆様のもう1口も含め、未だの方の温かい1口(以上)をよろしく、 と応募を呼びかけさせていただきます。


<募金の状況に関する情報>
 同窓会本部のホームページ上にあります。
    新着情報をクリックします。
   8月末の情報では、1989万円でまだ頑張らないといけない状況の様です。

 >  口座情報

  岐阜県立中津高等学校創立110周年記念事業
   0860−9−124578