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Sax/Jazzyな一枚Back Number
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トップページで紹介したアルバムのバックナンバーです。ご参考までに。

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岡田嘉満 Swingin' 以前から話題にはなっていた北関東をベースに活動するテナー奏者岡田嘉満さんのファーストアルバムがついに登場。是非じっくり聴きたいと思っていたところだっただけに待望の1枚です。内容はこれでもかぁ!というぐらいシンプルなハードバップ。全くブラインドで聴くとおそらく60年代ブルーノートあたりの雰囲気で、タイトルチューンのSwingin' (C.Brown)から一気にその世界に引き込まれそう。テナーサウンドの乾き具合といい、難しいことをしないストレートなフレージングもシンプルにスイングしようという心意気が十分伝わってきます。ただ、あまりにサウンドがその時代のものであるがゆえに、現代の作品としては若干の違和感も残るが・・。店頭にはまだ並ばないらしくお求めはこちらから。
矢野沙織 Parker's Mood/Live in New York 元ジョシコーセーサックス奏者、矢野沙織の4枚目。1枚目からすると確かに格段に上手くなっているし、選曲もビバップの王道を行く楽曲がずらりと並んでいるので入門作品としてもお奨め。アルトらしい太い音色も磨きがかかってきたし、タンギングや細かいフレーズのニュアンスもバリエーション豊かでこれまでの研鑽が伺える。ただこのパーカー、キャノンボール路線が本当に彼女がやりたい音楽なのかはちょいと疑問だが、女流奏者としての看板がそろそろ色あせてくるので、これからが本当の彼女の力が試されると思う。初期バップシリーズ総集編というところか。
Monk's Trio A Time For Love 小林陽一さん率いるMONK'S TRIOのゴキゲンなスタンダード集。MONK'S TrioといってもMONKの曲をやるのではなく、Yellow Monkeyがやるジャズということで彼以外はメンバーは固定していない。ピアノの吉岡秀晃さんの黒いタッチがすばらしい。タイトル曲もそうだが、Strike Up The Bandが白眉。これでもかぁという絶妙タイミングで左手が突っ込んでくるさまがすばらしい。スイングすれば本当にそれだけでいいという快作。できれはこの面子でもっとアルバム制作も続けて欲しいなぁ。 ジャケット写真
Sonny Rollins Without A Song 9/11 Concert Rollins引退の報が飛び込んできて驚いたが、この秋の引退ツアーを前にしてのライブ録音としては20年ぶり、前作Globa Warmingからは5年ぶりのアルバム。同時多発テロの4日後にBostonで開催されたコンサートだそうだが、彼のMCのにもある「音楽が出来ること」をまさに体現した入魂の演奏が聴ける。11月の福岡公演で初めて生Rollinsを体験する予定だが、本当にこれで引退なのか? 演奏はまさに入魂という内容。楽器はしっかり鳴っているし、昔のような長尺のソロがなりを潜めたという点では多少の衰えは感じるが、フレージングのアイディア、湧き出てくるモチーフ、ユーモア溢れる引用フレーズなど、どれをとっても僕の中ではベストオブロリンズに近い。今後は昔の音源のリリースがあるかもしれないということだが、昔よりも絶対今がいいと思うのは僕だけだろうか。 ジャケット写真
Akiko Simply Blue 今回は初の全編ライブ録音でしかも、バックはアコースティックなピアノトリオで、クラバーDJなんぞに頼らなくても歌だけで十分という意気込みも感じられる。さすが日本人ボーカル発のVerve契約アーティストという実力通り、アップテンポからバラード、テンションのきわどいところをつなぐようなフェイクも、一筋縄ではいかないボーカリストであることはよくわかる。中でも白眉なのはNight and Dayで、スピード感溢れるアレンジも聴きどころ。ただピアノが今ひとつ無機質なプレイに徹しているのが意図的なのかはわからないが、メロディアスという表現があまり浮かばないバックのトリオが少々物足りないか。それから最後の1曲だけなぜかわざとアナログのスクラッチ音を残したような音になっているが、そんなことしなくてもいいのになぁと少々残念。 ジャケット写真
Sonny Rollins Live in Montreal 1982 もう何もいうことはありません。ロリンズ御大の1982年のライブDVD。なぜかジャケットは最近の白髪の写真ですが、実際の映像はもちろん20年以上前なので・・・チューリップハットが時代を感じさせます。昔ジャズ喫茶でよく見ていたビデオがこれ。DVD化されたのでもちろん即買いです。ロリンズ先生のプレイはもう何もいうことはありません。ロリンズ以外の聴きどころはやっぱりドラムのディジョネットでしょうね。みんな涼しい顔して演奏しているのに、彼だけはいつものように下唇をかんで、一生懸命にロリンズとの長いバース交換をがんばっています。お奨めはMy One and Only Loveのカデンツァ。学生時代にコピーしました・・・雰囲気だけ(笑) ジャケット写真
M's マサちゃんズ゙ Feat.佐山 雅弘 Standard Mind 冗談みたいなトリオ名だが、大坂昌彦をドラムにフィーチャーしてのピアノトリオ。テクニシャンが集まって、ひねりを加えたスタンダード集。アレンジもすばらしく特にSoftly、Spainが秀逸。しかし、大坂氏のドラムはツボを抑えながらもでしゃばらず、トリオをゴリゴリとドライブさせるのはすばらしい。以前はオレが!と前面に出てきすぎる印象があったけれど、年とともに枯れてきたか?
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Reeds and Deeds Wailin またまたEric Aleanderモノですみません。(笑)ライアンカイザー(Tp)と双頭コンボを組んでいる最近売り出し中のGrant Stweartと2テナーでかましてくれるこれまた快作。ハードバップの匂いがプンプンする。音色的にはエリアレの端正な粒の揃ったフレーズ(しかし、うまいなぁ)と、荒削りながらゴリゴリとモーダルに押してくるGrant Stweartのテナーもすばらしい、テナー好きには鼻血が出そうな1枚。オランダ録音の輸入盤です。HMVで偶然見つけて、買いました。
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Anniversary Quartet You'll See バンド名からはわからないが、Eric Alexander(ts)Mike Ledonne(Hammond B3 Organ)Peter Bernstein(g)Joe Farnsworth(ds)という面子のオルガンカルテット。またしてもエリアレ目当てで買ってしまいましたが、オーソドックスなオルガンジャズから、ファンク調の曲でもエリアレ君が咆えてます。少々オルガンが迫力不足なのが残念だが、快速チェロキーでの無伴奏ソロなど聞かせどころもたっぷりの1枚。カナダからの輸入盤。
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Jim Snidero Close Up 僕にとっては穐吉オーケストラの3rdアルト奏者としてのイメージが強いが、教則本なども多数発行していて、すでに14枚目のリーダー作をもつベテランアルト奏者、ジム・スナイデロがエリアレを5曲で迎えての最新作。ウォームかつ、太い端正なアルトの音色や、ひねりの聞いたオリジナルやスタンダードアレンジなど十分に堪能できる1枚。エリアレものびのびと渡り合っており、録音状態も彼のテナーサウンドをよく捉まえている。聴き終わったあと、スカッとするような快作。
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Eric Alexander Dead Center ベース以外はおなじみのEric Alexander Quartetの面々。相変わらずハロルドメイバーンのゴリゴリピアノが気持ちいい。最近のエリアレにしては珍しくスタンダード中心(もしくは自分以外のオリジナルという言い方が正解か?)で、彼のSOLID(これも名盤)というアルバムを思い出した。テナーの王道とも言うべきストレートな音色と端正なフレージングは相変わらずすばらしいの一言。ただし、これもテナーの音に少々リバーブがかかりすぎて、輪郭がぼけている気がするのが残念。
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国府弘子 New York Uncovered 正直この方は山野フルバンドコンテストの司会者という認識しかなく、演奏にはほとんど触れたことが無かった。一時期JTのCMには登場していたか・・・ミノシネル、クリスチャンマクブライドというゴージャスなリズム隊とともにスタンダードを取り上げているがミノシネルの参加によって普通のトリオとは一線を画す隙間を作り出し、それが非常に心地よい。Antonio's Songのリハモも泣かせるし、オリジナルのJugemuが秀逸。 ジャケット写真