ジャガーとは1944年、異国の戦地にて戦死した若者の名前です。 彼はとても野生的な瞳をしていて、性格も狂暴で女にだらしが無く、 我侭でナルシストでたく天下で、それでいて泣き虫でおセンチで少しだ け純粋で・・・・・・と、正に僕たちの考える゛人間の本来の姿"の象徴でも あるのです。 そしてこのジャガーとは、あなたのまわりに確実に存在 する゛肉体は死んでも魂だけは永遠に生きている"人達の象徴でもあ るのです。 このお話はジャガーが死ぬ瞬間に祖国に残してきた、恋人 ゛マリー"の魂を見てしまったために肉体が滅んだ事にも気付かず、 魂だけが時を越え50年後の現在へタイムスリップしてしまい、時代の ズレを感じながら恋人マリーを捜すというテーマで、永遠に死な ない人間の魂がテーマです。 このアルバムがあなたのアルバムと供に 大切なものになると同時に、あなたの魂に永遠に刻まれることを祈って。 |
THE
YELLOW MONKEY |
2.FINE FINE FINE 3.A HENな飴玉 4.ROCK STAR 5.薔薇娼婦麗奈 6.街の灯 7.RED LIGHT 8.セルリアの丘 9.悲しきASIAN BOY 10.赤裸々GO!GO!GO! 11.遥かな世界 12.MERRY X'MAS |
THE YELLOW MONKEYのサードアルバム。 これは、冒頭を見てもわかる通りコンセプトアルバムです。 全体的にすごく統一感があって、純日本的だと思う。 中にはシャンソン的なものもあるし、かといえば スパニッシュな曲もあり、一つ一つがすごく 印象的で、聴いた後に『なんか....。』と残るものが ありますねぇ。人間の本来の姿、みごとに 表現されていると思います。イエローモンキーの歌謡曲的な 雰囲気もバッチリに出ていますしね。 歌詞も、すごく柔らかい表現をしているんだけれども、 なにか心に引っかき傷がのこり、とにかくスゴイです。 私がどうこう言うより、聴いてくれた方がわかると いった感じです(笑) |