Yamato大戦へのプロローグ

まずは俺がScVを抜け対ScVで最終決戦をむかえようと思った動機を整理してみる。

間接的な動機

1.惰性のwarに区切りをつけてEQに移住するきっかけがほしかった。
2.Lapのよびかけにより開かれたYamato二極化会議ではなんの結論も得れなかった。
3.個人的にはScVとして「大陸制覇」を宣言して終わりたかったが、すでにそこまでの
 やる気がScVにはなかった。

直接的な動機

4.AsukaにおいてのScVによるduel大会会場襲撃事件。
5.YmatoにおけるKRScVの連合。
6.IRCにおいての、ScVメンバーによる意味不明な敵に対する暴言。


実は3に関してはあまり知られていない事実だと思う。2会議の結果でLap自身も
すでに戦争にたいするやる気は失せていた。それを示す事柄として、最終決戦
話がもちあがるまえのUOL3においてのLapチームの「もうやめた」というチーム
ネーム。なにより後日最終決戦の根回しの段階でLapをまじえてScV幹部と話した
時に、幹部達は「うーん いまさらって感じでしょ」と語っているし、BCGも「もう ええよ
俺らもうつかれたんよ すでに近いうちに誰にも知らせず解散して、ある日突然
HPも消しちゃおうって話しになってるし」との反応。他にも部隊長としてGaiaなど
もその場にいたが、ScVメンバーの反応は最終決戦に対しては消極的だった。

「だいいちすでに勝負は付けは終わったでしょ 結局ScVが最強よ」というBCG
に対して、「それはKRSと連合したからだろ?」と俺がつっこみ、「それは相手が
すでに連合だからで、ScVは単体ギルドとの戦いで負けたことはない」という
のがBCGの言い分。

それを俺が無理やり「いいからやろうぜ ScVが受ける受けないに関わらず宣戦
はする あとはそっちで考えてくれ」と話を切り上げ、うけてBCGが「わかったよ
こっちでも話あってみるわ」と返答したのがScVメンバーとの最後の身内としての
会話となったのである。みんな忘れてるかもしれないが、当時のScVのGMはBCG
だったわけで、BCGを動かさないことには話がすすまなかったことも付け加えておく。

Lapは強く反対もしなかったし、賛成もしなかった。この話し合いの前にLapには
個人的に俺がScVをぬけてDFを雇い=+=に参加して反ScV体制をつくる話はして
あったので、やる気のなさと俺の話にのるかどうかということを天秤にかけていた
のではないか。

今後大和大戦を語るにあたって当然ScV側をけなさなければならない話が多くある
だろうから、事前に本音を語っておくと、Lapisという人間と戦争をすることは非常に
面白い。そしてLapが望んでいたのは最終的に50vs50 規模以上の戦いだったので
ある。正直俺はそれをかなえてあげたかったし、俺自身やりたかった。なぜそこまで
俺が思うかといえば、理由はUOLにある。一般的にUOLは俺が開催したというイメージ
が強いと思うが、俺だけであれだけのイベントをこなせるわけがない。1回2回ともに
Lapを筆頭にScVというギルドの全面的な協力がなければ話にならなかったはずだ。

つまりUOLの生みの親は俺でありLapでもあるわけだ。だからこそIzumoで裏UOL4なる
ものが開催された時に俺はなんの文句もなかった。Lapがその話にからんでた以上
別に裏でもなんでもないというのが俺の感想だった。

参考文献としてBaja時代のLapによるメンバー募集の書き込みを張っておく。

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[ NO.6081 ] [ 98/07/16 08:47:25 ]  [ 投稿者:LAPISU ScV Guildmaster ]

ギルド戦争を主目的に活動する「軍隊」ギルドScVでは常時戦力を募集しています。
次のパッチで味方・敵対ギルドメンバ−からのル−トが可能になるため、いまいちギルド
戦争に参加する事のメリットを感じなかった方達はこれを機にScVに入ってギルド戦争
をやってみませんか?

客観的にみてもScVは現在Bajaの日本人ギルドの中では最強の戦力を有している
ギルドだと断言できます。個人的には戦力になるメンバ−を50人を集めた時点で初めて
ScVは本格的に機能すると思っています
。UOだけでなくUO2まで続くことを 考慮した
組織を構築したく当ギルドは新たなるバンパイアを歓迎します!

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50人で本格的に機能するかどうかは別としても、この規模の戦いをしたかったのは
間違いないであろう。UOLで全面的に協力してくれたLapのこの望みをかなえてあげたい、
そんな気持ちも心のどこかにあった。しかし、ScVは静かにその闘志の炎を消そうとしていた

どれが最大の理由とも言えぬが、そんなこんなで俺の中での50vs50の最終決戦への
第一歩を踏み出すこととなったのである。