ScVのasuka進出とnew patch
1月に入る頃にはYamato Warもだんだん落ち着き始めていた。ScVのGMはBCGに変わり、
対ScVとしてCHAOS連合が台頭してくるようになっていた。正直あまりの数の多さに当初押され
まくったのだが、単体ではどうにも勝負にならないKRSが同盟を申し出たことをきっかけに、ScV
KRS連合でCHAOS連合とあたることとなった。
個人的には自費で船を買い、Nagoyaに手伝ってもらい各町のルーンを焼き、ocllo島のはずれに
船をうかべScVの集合場所をつくったり(それ以前はどこかのbank集合だったので、ゲートはいる
ときにいちいち確認メッセージにチェックをいれなければならなかった)、新人のwar教育をdenで
行ったりと結構貢献してたりしたのもこの時期。
第1回目の連合はもしかしたら12月のことだった気もする。確かPUPU討伐の旗印の下にP*P
やCoS、SoKあたりがCHAOS化して共有のirc チャンネルまでできてたんじゃないかな。それに
伴い、ScVは徹底的にCHAOS連合を追いまわしたのだが、このときSoKの連中とかなり揉めた
記憶あり・・・・・・
SoKの言い分としては、PUPU PoA あたりを殺すためにChaos化しただけで、ScVとは戦うつもりは
ないとかそんなことだった気がする。当然uo内で罵り合いが絶えなかった。SoKメインバンクの
Tri2にしょっちゅう攻撃かました結果、SoKはChaosをはずしてしまったはず。
その後BBSでも多少喧嘩になり、俺が「最強だとかぬかすならルールはそっちで決めていいから
同数で勝負してみやがれ」って書いたら「Paciでなら戦ってやる」という返答されたのが、妙に切な
かった。
結局時代はKRScV vs LSDK vs Chaos連合 という3勢力による戦争へと移行していった。
この頃がKRScVの第2回連合の頃じゃないかな。1回目は三日間限定とかいう代物だった気がする。
当然数の暴力でKRScVが圧倒的な強さを誇ったのだが、最高につまらない時代でもあった。客観的に
みて20over規模の同数で遭遇warをした場合、当時1番強かったのは間違いなくLSDKだったであろう。
その根拠のひとつとして、SDKの面子は回線やマシンスペックがかなりよかったということがあげられる
が、それ以外にも集団維持や連携などもKRScVのそれをはるかに凌いでいた。
おそらく1on1の強さはKRScVの一部のメンバーが飛びぬけていたとは思う。しかし二桁規模の人数
での行動は、ScV単体だったとしてもかなりとろくさいものだった。それなのになぜ圧倒的な強さを
誇ったかといえば、人数もさることながらChaos連合の行動がそれ以上にお粗末だったからである。
LSDKはDFも雇っていたとはいえ人数的には劣っていた。
ircの集合がかかってから全員あつまるまでに10分かかっていたのだから、どれだけひどいもんだったか
は想像つくと思う。自分で言うのもなんだが集合かかってから、集合場所に到着するまでの時間は
かなり早かった。しかし、そのとき現場で見る人間は毎回同じ。それでも勝ててしまうから怖い。
そんな状態だからこそ、Lapのasukaも制覇しようという提案には魅力を感じた。1からキャラを作ろう
という程気合の入ったメンバーだけでする戦争なら、また違った内容になると思われたからだ。
asukaではちょうど1月末頃にduel大会が開催される予定だった。そのためにも急ピッチでキャラを育て
一日のうちのほとんどをasukaで過ごすようになったのだ。なぜそこまでasukaにのめりこんだのかと
言えば、Yamatoの日中からテレホ前までのScVメンバーの戦争参加率の低さにあった。仲間が殺されても
ircを見ぬふりを決め込んで動こうとしない当時の状態に嫌気がさしていたのである。asukaにいっても
結局いつでも集合に応じたのはBCGとNaoくらいしか記憶にない。Lapはこの当時23時頃まであんま姿
みせなくなってたしね。
ちょうどasuka進出をしている最中、duel大会の1週間程前に武器の振り判定変更のpatchがあたった。
以前はdexに依存された一定間隔で武器を振るというもので、その間は止まっていようが走っていようが
関係なかった。しかしこのpatchにより、移動している間はDealyの消化に含まれないということになって
しまったのだ。その代わりdealyが消化されてさえいれば、接触した瞬間に必ず武器を振るという内容
だった。ただし装備した後の一振り目はかならずdealyを消化した状態であるため、TMSの場合武器の
脱着を繰り返すことで、HALの連射が可能となってしまいDexの低さを完全に無視した状態になってしまった
のである。これは俺自身patchがあたった当日Tierraと研究していた中で発見しそく実践に使わせてもらった。
当初は自分だけの発見だと思い、いい気になって使いまくっていたが、すぐに皆気づき始めて、Prophecyの
BBSでbugか仕様かでやたら盛り上がった記憶がある。元々皆が使えるbug技はありだという考えの俺なので、
問答無用で使いまくったが一般的には自粛のムードが漂っていた。
結局asukaのduel大会においては、具体的な対策案がなかったので(原則として自粛としか聞かされなかった)
、多様はしなかったものの結局のちに言う「ZD」の原型として使いまくった。具体的には、HAL装備から接触
、すぐにpre cast、また装備接触の繰り返しを行ったのである。
ちなみに瞑想が導入されたのもこの頃で、asukaの大会の時にはすでにあった。
大会自体は予選決勝までは無難に勝ち進み、予選決勝で当時のZPのGM PIT とあたることになった。
相手は当然7GMなわけで、弓剣TAC殴りの4GMの俺ではかなりきつい戦いになった。かなり長い戦い
の中で、最終的にはPITが落ちたところをぼこって俺が決勝トーナメントに進むことになったのである。
たしかにしっくりくる内容ではないが、長い時間未完成キャラで戦ったわけだから、自分なりには納得
した部分もあった。
ScVで決勝トーナメントまで進んだのは俺とNaoの二人。Lapisはどうだったかというと、予選決勝の日程を
間違えて不戦敗・・・・・・これをなんとかしてもらおうと、決勝トーナメント当日会場にLapが来ていたことが
仇になる事件が起きた。
集合時間前から会場をつかって俺とLapで2回ほどduelした後のこと。俺が秘薬を補充しに家に帰っている最中
に、会場にいたZPメンバーやその他のやつとLapがもめた。内容はくだらないことで、Lapが挑発した相手と
duelして負けたかなんかで、それに対してZPのメンバーあたりがかなりLapを煽ったらしい。それにぶちきれた
Lapがお約束の毒舌で対抗したところ周りのやつに殺されたのかな?まーいっせいにEBでもうたれりゃ死ぬわな。
もうそこからはぐちゃぐちゃで、LapがScVメンバー数人をつれて会場襲撃をはじめた。俺もとめようと慌てて戻った
もののときすでに遅く、審判などの大会スタッフは殺すわ、選手のAoyamaは殺してlootするわでどうにもならん
ような状態。まーLapもあとで反省はしていたんだが他のScVメンバーの対応がまずすぎ。いくらLapが言ってる
とはいえduel大会を襲撃するのに荷担するのはどう考えても異常。
ましてや大会主催者に落ち度があったわけではなく、観客たちとのトラブルだったわけで大会襲撃の正当な
理由にはならない。確か「選手じゃない人間が会場にいるのがおかしい」というのがLapの言い分だったが
それは大会開始前の話で、つまりはただのPITとして時間帯に揉めたわけだから、さすがにその理屈は
通らない。しかもBCGがこのときAoyamaにはいた言葉が「ごめんな 俺も本当はこんなことしたくないんだけど
Lapには逆らえんのよ」の一言。まがりなりにも当時のYamato ScVのGMがそんなこと言ってるようじゃ、さすが
の俺も興ざめ。
結局大会主催者は収拾つけられなくなっておろおろしてるし、仕方なしに俺が参加者あつめて「俺が決勝トーナ
メント参加辞退するからとりあえず大会は続けてほしい」という旨を伝え、lootされたAoyamaには俺の用意した
本番装備を全部渡すから頑張ってくれと話をしたが、Aoyamaは主催者にきれて参加辞退。
Naoも辞退するような話をしていたので、俺の分も頑張ってくれということで辞退しないでくれと話したが、「ScVの
看板をしょって戦うには自分ではきつい」との返答。内心今更ScVの看板もくそもないだろうに・・・と思って
いたものの、「そんなこと言わずに頑張ってくれ」と無理やり参加させた。
結局これを最後にasukaでの活動は終えた。YamtoでもKRScVとしての数ごりwarで満足して戦争中にはく
言葉だけは「雑魚め!」 「弱い 弱すぎる!」などと一人前な多くのScVメンバーに嫌気をさしたのもこの時期。
戦争の基本は数ごりだと思うし、それが悪いことだとは思わない。しかしそれは実力差を埋めるための手段の
ひとつであって、それで勝ったからといって相手を雑魚呼ばわりできる神経が理解できなかった。数ごりだろうと
なんであろうと、勝ちは勝ちだと思う。でもね・・・・・・