89年作「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」より


ヘンリー・ジョーンズ博士役

SEAN CONNERY
ショーン・コネリー

「アンタッチャブル」で、アカデミー賞助演男優賞を獲得したコネリー。出演作品は数限りなく、
「薔薇の名前」
「アウトランド」
「大列車強盗」
「遠すぎた橋」
「ロビンとマリアン」
「風とライオン」
「王になろうとした男」
「オリエント急行殺人事件」
「マーニー」
「素晴らしき男」
等がある。
スコットランドのエジンバラの貧困地区に生まれた。その頃、トミー・コネリーと呼ばれ貧しさの中、タフに自分で生きる道を選ぶようになる。17歳で、海軍に入隊、除隊後、炭鉱夫、トラックの運転手、レンガ職人等、あらゆる職業につく。50年に、ロンドンで行われたミスター・ユニバースのコンテストに出場中、ミュージカル「南太平洋」の演出家と出会い、コーラスで出演するチャンスを得、やがて、バズ・アダムス役をもらう事ができた。
56年に、テレビのロッド・サーリングのボクシング・ドラマ“Requiem for a Heavyweight"で、ジャック・バランスの代役として出演、後に、“No Road Back"で映画デビューする。
57年には、パラマウントと契約、「史上最大の作戦」等にチョイ役で出演した。
そして、62年ジェームズ・ボンド・シリーズの第1作目「007/ドクター・ノオ」(当時は、「007/殺しの番号」の邦題)に出演し、爆発的な人気を得る。その後、
「ロシアより愛をこめて」
「ゴールドフィンガー」
「サンダーボール作戦」
「007は二度死ぬ」
「ダイヤモンドは永遠に」
のシリーズ6作品に加え、83年に
「ネバーセイ・ネバーアイン」で再びボンド役で登場している。
妻は、芸術家のミシュリーヌ・ルクブルンで、スペインのマーベラとバハマに暮らしている。前妻で女優のダイアン・シレントとの間にもうけた息子のジェームズも俳優である。