89年作「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」より


製作総指揮/共同原案ストーリー

GEORGE LUCAS
ジョージ・ルーカス

「スター・ウォーズ」シリーズの監督であると共に、インディ・シリーズの製作総指揮も務める映画界で、最も重要な映画製作者の1人として知られるルーカス。
カリフォルニア州モデスト生まれ。モデスト・ジュニア・カレッジを経て、南カリフォルニア大学の映画化に進む。そこで作った短編「THX−1138」が、ナショナル・スチューデント・フィルム・フェスティバルで、1位になり、67年ワーナー・ブラザーズの奨学金を得て、フランシス・フォード・コッポラ監督の「フィニアンの虹」の制作に加わる。翌年、コッポラの助監督として、「雨のなかの女」の制作に参加、これを撮影したのが、彼の短編“Filmmaker"である。69年、ルーカスとコッポラは、北カリフォルニアに移り、アメリカン・ソエトロープを設立、ここで最初に発表したのが、ルーカスが監督した長編「THX−1138」だった。そして、73年「アメリカン・グラフィティ」を発表。ゴールデン・グローブ賞他、数々の賞を獲得、次の
「スター・ウォーズ」で、その名を不動のものにした。インディ・シリーズ2本の後、彼が設立したルーカス・フィルムは、スカイウォーカー・ランチ・ビルの中に、映画製作、ライセンシング、劇場オペレーションSFX、ポスト・プロダクション、コンピュータ・ゲームの6部門を有している。
このコンピュータ・ゲーム部門は、先頃新技術の教育への導入を開発すべく、アップル・コンピュータ、ナショナル・オートボン・ソサエティ、スミソニアン・インスティデュートと協力して、高校の化学教育のプロジェクトを進行中だ。また、エンターテイメントの新しい形として、ディズニー・ランドのアトラクションとして「キャプテンEO」を発表、人気を博している。