90年作「ゴースト ニューヨークの幻」より


監督

JERRY ZUCKER
ジェリー・ザッカー


ウィスコンシン州ミルウォーキーの郊外、ショアウッドで育つ。兄のデビッドと一緒に8ミリでコメディを作る少年時代を送る。ウィスコンシン大学で教育学を専攻するかたわらデビッドとともに何本か映画を製作する。卒業後は、高校時代からの友人であるジム・エイブラハムズやデビッドと組んでケンタッキー・フライド・シアターを結成してビデオテープとあらかじめ撮影されたスケッチを利用しながら即興でライブのパロディとジョークを演じるマルチメディアタイプのショーを作り出す。72年にはロサンゼルスに進出。廃屋となった倉庫で公演したところ4年間で15万人も動員するヒットを記録、話題となった。77年、ジョン・ランティスの演出により自らも出演、自主製作した映画が「ケンタッキー・フライド・ムービー」である。
「フライングハイ」(80)でメジャーに進出。
「殺したい女」(86)では作風を変え、シチュエーション・コメディも手掛け評判をよんだ。
「裸の銃を持つ男」(88)では脚本を執筆、デビッドが監督を務めた。
その他の主な作品には、「トップ・シークレット」(84)がある。