92年作「リーサル・ウエポン3」より

製作

JOEL SILVER
ジョエル・シルヴァー


ハリウッドで最も成功したプロデューサーとされるシルヴァー。
「リーサル・ウェポン」シリーズ、
「ダイ・ハード」シリーズの他にも、
「プレデター」
「コマンドー」
「48時間」
「ラスト・ボーイスカウト」
などの代表作が、ことごとく1億ドル以上もの収益を上げている。その結果、彼がプロデュースした映画の総売上は、なんと15億ドルにものぼる。
ニュージャージー生まれ。ニューヨーク州立大学で自主製作の短編作品をプロデュース。卒業後、ロスに渡り、ローレンス・ゴートンのアシスタントとして業界入りした。ゴートンのもとで彼が最初に手掛けたのはハート・レイノルズ主演映画「グレート・スタントマン」と、ウォルター・ヒル監督の「ザ・ドライバー」。ウォルター監督の「ウォリアーズ」でも製作を務め、以来「48時間」「ストリート・オブ・ファイアー」と、ゴートン、シルヴァーが製作、ビルが監督という名トリオでヒットを飛ばした。
その後、ゴートンのもとから独立しプロダクションを設立。第1作目の「コマンドー」が大ヒットし、その地位を不動のものとした。そしてアメリカ映画を代表する作品を次々と生み出していった。80年代には全国劇場主協会からプロデューサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。
次のプロデュース作品はシルヴェスター・スタローン主演の
「DEMOLITION MAN」
エディ・マーフィー主演の
「ビバリーヒルズ・コップ3」である。