oasis
1998.2.18 日本武道館
Kanon Talking
今だかつて、これほどの入れない人とダフ屋の数をここ武道館で見たことがなかったワタシです。
改札を出ると、必死な形相の人達でいっぱい。
さらに地下鉄の駅から上がっても、上り坂をまともに通れないくらいこれまた人がいっぱい。もぅ、地面も見えない。(笑)
なんでも、100人ものダフ屋が出て、S席1枚¥150,000で取引されていたとか・・・。(-_-;)
オ−プニングアクトは、ちょっとイマイチでしたが、(メンバ−はお気に入りらしい・・・。)はっきり言って、3rdAlbumが出てからよく聴くようになった新参者なので、チケットが取れた後もライブについていけるか不安だったのだけれど、2週間前に必死に予習したお陰で、うわさに聞く「大合唱」状態に乗り遅れずに、負けずに大声で歌うことが出来ました。
その「大合唱」も賛否両論ありますが、ワタシは悪いことではないと思います。
その為にリアムの歌がよく聞こえないというのは問題ですが、一体感を感じるには最良の方法ではないのでしょうか?
スクラッチ風なS.Eから3rdAlbumタイトル曲「BE HERE NOW」へ。
高揚していた観客は、飛び跳ねる人あり、大声で歌う人あり、ボ−ッと突っ立っている人ありと、それぞれの反応と楽しみ方でした。(笑)
Vo.のリアム・ギャラガ−の歌い回しとポ−ズは独特で、ちょっと右足を曲げて両腕を後ろに組み、高めに設定してあるマイクスタンドを見上げるように歌うスタイルは、一見するとだらしなく見えますが(^−^;)、あれが「oasis」らしさを作り上げているのだと、実感しました。
兄であるG.のノエルも、ハワイ帰りっぽいアロハシャツ姿で(笑)、淡々と弾くギタ−の音色そのままのイメ−ジの人って感じでしたね。
途中、ノエルのアンプラグドコ−ナ−もあって、ビ−トルズの「HELP」をスロ−アレンジしたりしていたし、大好きな「WONDERWALL」は、名曲らしい本当に堂々とした歌と演奏でした。
本編ラストの「CHAMPAGNE SUPERNOVA」は、ステ−ジ背後の暗幕によって作られた、星空の下で始まりました。
ノエルの重なっていくギタ−も素晴らしかったのですが、特にドラムのWhiteyは最高のドラミングを「魅せて」くれました。
来日公演初日ということもあって、oasisのメンバ−は少し堅くなっている感じでしたが、ワタシ的には満足のいくライブになったと思います。
だがしかし!一緒に行った@kkの、隣のカップルの男のほうが、すっごいつまんなそうにしていて、途中から、あきちゃった−とか言って、ずっと座っている始末!
そのくせ、前座の時は、前の立っている人に、
「前座で立つなよ!」とか「見えない」とかわざと
聞こえるように言い続けて、うるさかったのに。
あんなに外に、入れなくて涙をのんでいる人がいるというのにひどすぎる。
皆様も、付き合い&付き添いで、嫌々行くぐらいなら、断る勇気を持ちましょう!!(笑)
<SET LIST>
1,BE HERE NOW
2,STAND BY ME
3,SUPERSONIC
4,ROLL WITH IT
5,D'YOU KNOW WHAT I MEEN?
6,CIGARETTES & ALCOHOL
7,DON'T GO AWAY (NOEL SOLO)
8,HELP! (NOEL SOLO)
9,FADE IN OUT (NOEL SOLO)
10,DON'T LOOK BACK IN ANGER (OASIS-LIAM)
11,WONDER WALL
12,LIVE FOREVER
13,IT'S GET BETTER MAN
14,CHAMPAGNE SUPERNOVA
encore
15,ACQUIESCE
COMING SOON!!