TODAY'S ESSAY
−OCTOBERS−
<1998.10.6 TUE>
またまたアッという間に10月・・・。いよいよカレンダ−の残数もあとわずかとなってまいりました(笑)。
なんかこういうことを書くと、ばば臭いって言われるんですよね〜。(^−^;)
でも事実なんだから仕方がないか。(爆)
さて2週間前の話ですが、職場で毎年恒例の健康診断がありました。
採血して、検尿して、血圧や心電図を測ってレントゲン撮って、最後にバリウムを飲むんです。
ワタシわりと注射は大丈夫なので、気楽なんですけど、やっぱりバリウムだけは、何年経っても慣れないですね〜。(^−^;)
前日の21時頃から一切の食べ物・飲物禁止。もちろん翌朝も一口たりとも口にしてはいけないンです。
味覚を感じると胃が刺激を受けて、胃液を分泌してしまうからだそうですが、やっぱりこれはキツイ!!
そしてバリウムの前に飲む発泡剤も、これまたキツイ!!(T_T)
ゲップを我慢する辛さは、経験者じゃないと理解できないでしょうね・・・。(笑)
口の周りを真っ白けにしたままで、回転台に立ったままもたれ掛かり、そのまま「右方向に回ってみて〜」だの、「一回転してみよ〜」だの、いいように言われ、髪はぼさぼさ、お腹は苦しいで、本当にわけわかんない状態になります。(爆)
やっとの思いで終わっても、変な話ですが、下剤を飲まなくちゃいけないんですよ〜。
そのままにしておくと、バリウムが腸で固まってしまうのです。
でもワタシは下剤があんまり効かない体質。すごく変な時間に突然効いてきたりするので、困りモノです。(笑)
とりあえず、一年に一度しかない健康診断でも、ひたすらハ−ドなイメ−ジしかないな〜。(笑)
<1998.10.9 FRI>
ちょっと前後してしまいましたが、10/5は映画「TITANIC」で主役のロ−ズを演じた英国の女優ケイト・ウィンスレット嬢のバ−スディだったのです。
なんとまだ23歳になったばかりなんですよね。
あんなに美しくて、演技力もあって、機知に富んでいて、それでいて気取らないなんて、本当にウソみたいですね。(笑)
役名は「ROSE」でしたが、ワタシは、彼女は同じ薔薇でも「蒼い薔薇」ってイメ−ジです。
「青」って赤よりも派手ではないけれど、もっと知的で高貴な感じがするんです。
それでいて赤よりも実はとても情熱的というか。
ワタシの中での「ケイト」はそんな女性なんです。
ところで、最近秋といっても、けっこうまだまだ暑くてビックリしてしまいますが、道を歩いていると、そこはかとなく漂ってくる香りに辺りを見回すと、金木犀の木を見つけます。
ワタシは花の中でも1,2を争うくらいこの金木犀の花が大好きなので、秋が待ち遠しかったりします。
ここ1週間くらいずっと長雨で、かなり花も散ってしまいましたが、香りの強い花は、ああいう湿った雨の夜に一番強く香るので、家のすぐ近くにないのがとても残念です。
初春には沈丁花や梅なども甘い香りを運んでくれますよね。
香りはしないけど、満開の桜並木は絶景だし、幻想的で、どこか懐かしい感じがします。
水仙みたいにあまり強い芳香のものは頭が痛くなってしまいますが、やっぱり花のある生活って心がホッとしませんか?(^−^)
<1998.10.10 SAT>

今日は「マスク・オブ・ゾロ」の公開初日に行ってきました♪
実は先月試写会で既に見ていたのですが、あまりのおもしろさにっすりハマってしまいました。
「ゾロ」がサ−ベルで、”Z”マ−クを素早く画面に刻み込むと、それが炎に変わる映像が、本当にかっこいい!!!!!
これだけを見に行ってもイイと思うくらいです。
まぁ前売り券をもう買っていたのもありますが、2度見ても全然飽きない!!
TITANIC以外の映画は何を見てもつまらなく感じてしまう「タイタニック・シンドロ−ム」から脱出するきっかけを作ってくれました。
アントニオ・バンデラスもとってもよかったのですが、初代ゾロ役のアンソニ−・ホプキンズの燻し銀のような魅力にすっかり魅了されてしまい、60歳という今までで最高齢の人に惚れてしまいました。(笑)
さすがに名優!!存在感もさることながら、彼が登場するだけで、重厚感が出る。全ての人物の演技に深みが出る。本当に素晴らしい人です。
そんなオスカ−俳優の彼も、「質が高いだけの退屈な名画にはもう飽き飽きした」とかで(^−^;)、初めてとは思えないほどの、見事な剣や鞭さばきをバンデラスと共に、披露してくれます。
ヒロイン・エレナ役の英国の舞台女優・キャサリン・ゼタ・ジョ−ンズが、これまた凄い美女で、花を添えてくれます。彼女も、ゾロとの立ち回りで、剣を扱うので、一つの見せ場になっていますね。
そしてそして、音楽は、「TITANIC」のジェイムズ・ホ−ナ−!!!
この映画の質を上げているのは、この音楽の力といっても過言ではありません!!(ホントですよ!)
イントロからアッという間にゾロの世界に引きずり込むような力強いギタ−の音色・・・。TITANICの時も思いましたが、ここまで場面場面にピッタリの曲をよく作れるモンだなぁ〜と感心してしまいます。(笑)
サントラも絶賛発売中!
国内盤 Sony Records SRCS8711 ¥2500で〜す。
<1998.10.15 THU>
昨日も映画を見に行きました!ディズニ−の最新作「ム−ラン」です♪
実は全然期待していなくて、見に行くつもりも無かったのですが(^−^;)、いろいろと人から「なかなかいい作品なので観て!」という御意見を頂きまして、丁度地元の映画館で水曜女性¥1000デ−だったので、行ってみました。(笑)
スト−リ−は、古代中国。出兵の布告が届き、気の強い少女ム−ランが男装して年老いた父親の代わりに出陣する・・・というものです。
ハッキリ言って21世紀フォックス社の「アナスタシア」よりもよかったです!!!
やっぱりそこはディズニ−!!設定や伏線がしっかり張られているので、展開に無理がないし、ドンドン話に引き込まれていく。さすがでした。
ただ強いて上げると、ム−ラン扮する兵士ピンが活躍するエピソ−ドを、もう1つ2つ増やして欲しかったな〜。最初はつまはじきにあっていたピンが仲間として認められていく過程を、もっといろいろと入れたらいいな、とは思いました。
見所は、やはり最初にピンが活躍するシ−ンと、ご先祖様の命により、ム−ランの手助けをすることになった落ちこぼれ守護神のドラゴン・ム−シュのキャラクタ−かな。
声の吹き替えを、ム−ランは「ジョイ・ラック・クラブ」(←この映画も秀作です!!)のミンナ・ウェン。ドラゴンをエディ−・マ−フィ−が担当しています。