■club 305 the 25th Annual Meeting


今年はお盆のド真ん中の開催のため、帰省先の岐阜からの往復となった。前日にタイヤ(048)&オイル交換、カッティングシートでゼッケンサークル自作など、それなりの準備を行って当日に備えるものの、非常に怪しい天候。まず間違いなく雨だな、と。

8/15の夜中12時に岡崎の美合PAにてClub Freeの皆さんと合流。I川さんのSの綺麗さに感激。T中さんは「いやー何だかダイナモ充電してないみたいでさぁ・・・!」

・・・それってダメじゃん(汗)。

後ろを走るT中ご夫妻のカントリーマンのやや暗めのライトを注意しながら走っていると予想通り、浜松のやや手前で突然ライトが消える。慌ててハザード出して減速、路肩を走って次のSAを目指すが力つき停止。ダイナモとあっては万策尽きて、T中号涙の脱落。JAFのお世話に。

残りはそのまま順調に静岡を横断、5時前には御殿場に到着。雲行きは相変わらず怪しい。

ゲート前には既に物欲やかえるやK'sのお仲間が揃っていた。ヒルクライムの&やジムカーナのisoサンはこっち側の競技車両用ゲート。相変わらず幌を付けたセブンの中で前乗りして仮眠を取っている様なハードコアな人たちが居る方だ。

ドクターストップで不参加宣言をしていたはずのごんちゃんが既に1番乗りでスタンバっていたり、既にビールで出来上がっている人たちもいたり、いかにもな雰囲気で楽しくなってきた。

この時は雨も上がって、もしかしたら、と誰もが願っていたことだろう。しかしそんな淡い期待も奈良からのぴっこりサンの到着によって見事にうち砕かれた(爆)

ヒルクライムの車両待機所は屋根も何もない、ただの駐車場。競技に備えて荷物を降ろさなくてはいけないのに。

と、後ろを見るとグランドスタンド裏が丁度良いピットになることを発見、迷わず潜り込む。こんな時は早いモノ勝ち。どうにか荷物下ろし&テーピングも終えて準備完了。プラグやキャブをもう一度調整するつもりだったが、もう雨で萎えた。

せっかくゼッケンサークル貼ってきたのに、305のゼッケンってボンネットに1枚だけだったっけ、そういえば・・・

こんなヘビーウェットなコンディション、屋根の無いクルマには辛すぎます。前にいるTR3Aも結局出走せず。去年のエランもエントリーリストにはあったものの姿さえ見えなかった。当たり前か。

マーコスのcouzサンやCOX GTMのseiichiサンも競技の前から雨漏りと曇るウィンドウとの戦いで相当消耗されていた模様で。

晴れていればフリマやショップ村に出向いてダラダラするつもりだったが、ちょっと歩いてずぶ濡れになって更に萎えた。寒いから早々にスーツに着替えて、スタートまで助手席で仮眠。やってられん。

1足のみ予備に持ってきていた靴下。左右違う靴下だったことに履いてみて気が付いて遂にやる気ゼロ。もうイヤだ。

それでも順番は回ってきて。スタート地点は昨年より少し上になり、登り坂の坂道発進に。しかも路面は川になっており、正にミニの滝登り状態。おまけに待機していたらプラグがカブった(泣)。スタートしても吹けきらないでやんの。スラロームも思い切って減速したらパイロンの間隔が異様に広く、2速全開で抜けられる感じだった。ウェット路面では048は全くグリップせず滑りまくってヒヤヒヤした。

1ヒート終了後、グランドスタンドの端まで来てみる。MFCみかん箱のサイトにお邪魔する。

フリー走行は相当なスローペースだったらしい。ミニレースはローリングラップ中だったのかスタート後だったのか、アクシデントがあった様で早々に赤旗。そのまま中止。確かにこんなコンディションでのレースは危険すぎる。

誰もが寒さに震えていた。BBQのコンロで煙にまみれながら暖をとるヒト、酒で頭の中暖めて現実逃避するヒト。

そんな中、唯一和むイベントがこの模擬結婚式。11日に籍を入れたばかりのガメコ&ゆーカップル、月末に入籍を控えたiso&naomiカップル。いつの間にか固まって座っていた独身男性は半ばヤケクソ気味のハイテンションで4人を祝福。かなり見苦しいぞ、俺ら(笑)

司会といえばもちろんこのヒトでしょう、インチキ神父たかサン。素敵なイベント、ありがとです。

とにかくおめでとう!末永くお幸せに。

K'sのサイトを探そうとしたが雨&水たまりで断念。再び車内でスタートを待つ。もう萎え萎えッス。車内に居ると窓は曇るし、エンジン掛けてヒーター入れるとプラグがカブるし、ドアを開けるとルーフレールの水抜き穴から勢いよく雨水が車内に侵入して水たまり作るし。

マーコスのcouzサンは雨漏りで車内に水たまりが出来てしまったそうで2本目棄権。しかしこの天候、あのクルマで1本でも走ったアナタは漢(おとこ)ッス!

とにかくプラグをカブらせないように、事前に場内を少し走ってエンジンを暖めた後はひたすらエンジンを止めてアイドリング時間を短縮。その甲斐あって今回はスタート時の吹けはバッチリ。調子にのって引っ張りすぎて2速へのシフトアップがやや遅れたものの、その他は大きなミスもなく1000ccの精一杯の走りでゴール。

ゴール地点の施設でかえる隊のタケくんらとあれこれ反省しつつ時間を潰す。期待のガメちゃんはスタート前にエンジンの調子がおかしくなって棄権したとの事。1本目で充分満足いく走りができたし・・・と言っていたが、フライングでペナルティ取られてるやん(涙)

結果はトップより2.5秒落ち、1分22秒960でクラス6位。この辺がヘッドにもカムにも手を入れないノーマルエンジンの限界でしょう。も少しパワーがあればなぁ(ボソ)

競技初挑戦のタケくんは何とクラス5位。これが妻帯者と独身野郎の差なのでしょう。愛の力は偉大です、多分。

終了後、あわててフリマ会場へ向かうが既に撤収の最中。今回は物欲発揮する気にもなれなかった(涙)。テルミン2台ならべて遊ぼう、と打ち合わせてもいたがそれも適わず。MONTE☆MAGICのマサコさん、ゴメンなさい。

で、どこも壊れずめでたしめでたし、と思っていたらブレーキから異音。小石を挟んだらしい。sinopapaサンの助けを借りて、パッドの清掃&エア抜きを行う。ありがとうございます。助かりました。

Photo:タケくんサン→

で、Club Freeの出発に間に合わず、一人山中湖経由の中央道で渋滞に巻き込まれながら帰りましたとさ。

とにかく雨。雨が憎い。この雪辱は9月の茂原と白糸と10月の清里と11月のミニデイで4回に分けてきっちり晴らしてみせましょうぞ。


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