日記 index

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4月11日(日)
▼午前は閉じこもり。(あの雨音を聞くと、「わざわざ濡れるために外へ出ることもあるまい」と思ってしまう)で午後もやっぱり閉じこもり。
▼夜は銀座に出向く。
▼長野まゆみ「上海少年」(集英社文庫)/マリリン・バーンズ||マーサ・ウェエトン絵||永田美喜訳「自立する子どもになろう〜子どものためのライフスタイル」(晶文社)/布施英利・上山明博「理科系の脳みそ」(東京書籍)/荒川れいこ編「COLORS」(角川書店)

4月12日(月)
▼朝っぱらから牛丼を食べる。ひょっとすると昼飯が喰えないことを予測して……ってほんとに喰えなかったよ。秋葉−竹橋−水道橋そしてまた竹橋−水道橋往復。

4月13日(火)
▼うちの会社から歩いて数分のところに某女子短大があって、昼休みになるとお弁当を買う目的で、近辺のコンビニ等へと連れだって歩いている。本日も晴れ間がひろがると同時に相変わらずの突風。私が郵便局へ向かう途中、反対側から女短の女の子3人組が話し話し歩いてくる。すれちがう直前、私から向かって右側の子の薄緑色のフレアスカートがいたずらな風によってめくられ(しかしこういう時の表現はどの文章においても「いたずらな」だな。「いやらしい風が」と書いてあったりするのをついぞ見たことがない、ってそう書いたらずいぶん意味が変わってしまうが)その下から黒のスパッツがのぞく。
 その三人は私の方を注視しようとはしなかった。むしろ注視して笑っていたのは、私と同じ方向に進む女子二人組だった。
 ええ見ましたともさ。目の前にいるんだからさ。
▼会社を出てから銀座へ。終電間際まで。

4月14日(水)
▼「藤原紀香似の美人」などという言い方がある。
 コンパなんかで「藤原紀香似の美人がいるよ」などと言われようもんなら、七、八割方、似ていないだろうと断言できる。(なお、筆者は一度もコンパというものを体験したことがありません。誰か連れていってください)
 なぜか。
 私の手元に藤原紀香のJAL旅行キャンペーンのパンフレットがある。私としては白のワンピースの裾をねじって水を絞っている立て看板が好きなのだが、さすがに立て看は手に入らなかったので、藤原紀香の誕生日パーティーツアーの案内をサンプルとする。(忘れても損のない話題だが、藤原紀香の誕生日から約一年後に私が生まれた。誕生日は一日ちがい)
 この藤原紀香の写真を、文章のみで印象を列挙してみる。

・風になびいた無造作な髪。
・上がり眉、はっきりとした瞳、左斜面からわかる彫りの深い輪郭、白い前歯。
・腰の下まで伸びた長い腕。
・薄手のブルーのシャツから透ける白いビキニのブラとコットンのカジュアルパンツ……。

 さてどうでしょう? おそらく私が記した印象に対して反論が上がるのではないか。「もっとほっぺたがふっくらしている」「もっと胸や尻に言及しろ」とかいう見方もあることでしょう。
 つまりは、おそらくこのツアーに参加でもして生の藤原紀香を見たわけでもなければ、大方の印象は、メディアに流通された写真に頼られている。例えばJALの藤原紀香の写真はたいてい唇が半開きの写真であるが、ドラマ「ナオミ」の宣伝写真は口を閉じていたり。
 付け加えると、藤原紀香に好意を持っているか、悪意を持っているかってのも大きい。冒頭の例でいけば、コンパに誘った人間はおそらく「藤原紀香に好意を持っている」→「だからこそコンパへ誘導するために、藤原紀香似の美人、という表現を用いる」という構造が考えられる。(逆の場合でこういう時にこの比喩は使わないだろう)それでいて私がもし「藤原紀香に悪意を持って」いたりしたら、会話はまるっきりかみ合っていないだろーなー。(実際の私としては、藤原紀香は好きな方です。世間一般で持てはやされているけど、私個人としては「どこがいいの?」と思える人もいなくもないですが、本論から外れるので具体名は省略)
▼この他にも、「藤崎奈々子と田中麗奈と松嶋奈々子を足して3で割った顔」なとという合わせ技もある。しかし、実際にこの三人の顔をCG合成したら、えげつないものができそうだ。
▼(後日注:藤原紀香のJALのポスター、新バージョンが出てました。夏が近づくにつれ露出度がアップするのだろうか)

4月15日(木)
▼昨日の項で、「世間一般で持てはやされているけど……」で思い出した。
 一週間ほど前、ドコモの広末のポスターを見たうちの部長に「広末涼子ってどこがいいんだ?」と真顔で訊かれました。うーむ、原稿用紙30枚以内で説明できるか……というのは置いといて。
▼昼過ぎから仕事の用で秋葉へ買い物に。
 10BASE-Tのケーブルを購入する目的だが、「どうせなら出来合いのものより、長いケーブルと圧着(←変換してくれないATOK)を買った方がいいのでは」という意見により、店を歩き回る。
 A店では五十メートルで五千円と言われる。私は10BASE-Tに関しては素人だが、どうも高いのではないかと疑い、他をまわってみることにする。その間、小店舗のアダルトビデオのコーナーも回っていく(そんなことをしているから時間のロスになっているが)
 3時をまわったところであきらめてさっきのA店に戻ろうと決めたが、なんとなく店員が感じ悪かったなあ、と思い返してみる。と、通りすがりのB店にて百メートル七千円のケーブルを発見。カードで購入(社用なのになぜカード使わなきゃいかんのか……)

4月16日(金)
▼藤原紀香にニックネームがあったかどうか知らないけど、「ノリピー」って呼べないわな。同じくして深田恭子に「キョンキョン」というあだ名はつけられないわな。
 逆に「小泉さん」「酒井さん」という姓の女の子はなぜか冗談混じりに「キョンキョン」「ノリピー」と呼ばれてしまったりしていたと記憶している。
 問題の当人たち、小泉今日子や酒井法子は、おそらく子どもを産もうが婆さんになろうが、ずっと「キョンキョン」「ノリピー」なんだろう。代替不能で唯一無比の名称があると強いな。(最近藤原紀香ネタが多い)

4月17日(土)
「ジョン・レノン・ソングス」(ポール・デュ・ノイヤー/田村亜紀/シンコーミュージック)読了。
ジョン・レノン関係の本はほとんど読んでいるので、前半など特に目新しい部分はなかったが、やっぱり「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラブ」の項は特記すべきものでしょう。後者は数年前まではジョンの「未発表曲」扱いだったのに、ビートルズの「新曲」になってしまったし。
▼夕方から銀座へ。
 焼酎瓶を四分の三空ける。やっぱり25度だと飲みやすいのか。

4月18日(日)
▼日曜の雨……って何回書いたのか。昨日の焼酎が残る。
「性の大洪水〜あなたはわが子をどう守るか」(武川行男/東宛社)読了。
 はっきり言ってしまうと、非常に歯切れの悪い本。
 この歯切れの悪さは、まだまだ性教育が強く押し進められないことの証拠になってしまうのか。
 つまり「性行為」を語るには「子育て」「人間の尊厳」教育まで延長しないと、その外観しか語れないし、「エイズ」を語るのも、ここまでいろんな運動がありながら、その表層をなぞるだけ。つっこんで語る場合テーマが枝分かれしすぎて、しかも各々のテーマそのものが深すぎるのですね。
「最終的には親であるあなた自身の態度や哲学です」などというまとめ方が多い。自分の哲学持っているような人だったら、そもそもこういう本を読もうとするかどうか、って気もしますが……。
▼「子どもの部屋から裸の女の人の写真が出てきたらどうする」……うちの親は何も言わなかった。何も言われないのをいいことに、平気で「週刊プレイボーイ」読んでました。(「だからそんな人間になったんですね」なんてつっこまないでね)

4月19日(月)
▼Mana、Kirito、Ryutaro、A・O・I、FULL、HIRO、aki、TAKURO、山口一久、ROLLY、Hirohumi、SUGIZO
 さて、上記の人の所属ずるバンドとパートが言えますか。(バンドじゃない人もいるけど)私は言えません。全部わかったら相当ビジュアル系の通。音楽業界で働けるんじゃないかいな。ちなみにギタリスト含有率多し。
 荒川れいこ編「COLORS」(角川書店)に出てくる人たちの名前。しかしビジュアル系の人って、子どもの頃身体が弱かったり、一時期太っていた、というエピソードが多いな……。

4月20日(火)
▼確かに動きはプリチーだな→●ここ●
▼会議が長引く。9時まで。その後銀座へ。ちょい荒れ気味。終電まで。

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