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6月21日(月)
▼月曜だってのにもう疲れきっているなんて……。

6月22日(火)
▼文庫の解説に多いパターン。
ひたすらストーリーだけ追う。
著者の知人が、著者のエピソードだけ綴っている。

6月23日(水)
▼終電まで身柄を拘束される。暇だったのでずっと●ここ●見てました。

6月24日(木)
▼東上線の上福岡へ。部長の父親の葬儀。前日いきなり呼び出された。北口に商店街、南口に住宅街と、まるで様相がちがう。南口の住宅街は、次々と平屋の公団住宅地が取り壊されてマンションが建ち始めている。目印になるものがコンビニとファーストフードしかなく、道に迷いそうになる。尚美学園短期大学(だっけ?)のバス停まで歩くふぬけきったファッションの若者たち。駅で提灯を持って立つこと一時間。これだけでも腕の筋肉が痛み出す。ろくに運動をしていない証拠。
▼定時で帰る。永沢光雄「AV女優」の文庫版を買う。文庫版あとがきを読むためだけに……。
 池袋東口を歩き回る。給料日の前日なので、7時過ぎてもパブレストランは空席だらけ。これが明日になると一変するんだろうな、小路の途中で、ルーズソックス、チェックのミニスカートに白のシャツを着た女性(いくら格好がこうだからって本物の女子高生じゃないでしょ)が、通る脇から、下着がデザインされたチケットを差し出し、「ランパブいかがですか」と問いかけてくる。(いや、いかがですか、と言われても……)
 その後で池袋パルコへ。今度は本物の女子高生(どうでもいいけど、さっきのランパブ従業員のお姉さん方よりスカート短いぞ、みんな)とそのお友達が、店内を拾い歩きしている中を(この空間でサラリーマン然としたのは私だけだろうなあ)尻目に五階へ。タワーレコードでナンバーガール「透明少女」買う。
▼眼鏡の好青年風の向井秀徳が奏でるパンクロック「透明少女」には歌詞カードが付いていない。おまけにヴォーカル音をつぶして歌っているので、耳を澄まさないと歌詞はちゃんと聞き取れない。
 どうでもいいが、(どうでもいい話ばっかりだけど)ベースの「中尾憲太郎24才」さんは、誕生日を迎えたら「中尾憲太郎25才」になるのか。それともブライアン・アダムズのごとく「死ぬまで24才」なのか。ついでにこの名前の響きは「りえちゃん14歳」のようだ。

6月25日(金)
▼いきなり下世話ネタになるが、今週のフライデーにて、「降谷健志の同棲相手」という記事がトップに掲載されていた。そのお相手の写真を見て「あ、この人なら、昨日のタワーレコードで見たっけ」  タワーレコードのポスターの新バージョンとして降谷健志が登場していたが、傍らの女性を見て「ミホ? 新手のモデルさんか?」程度に思っていた。(確かにモデルなんだけど)そうか、あのポスターは公私混同バージョンなのね。
広末涼子「プライベート」とドラゴンアッシュ「Let yourself go Let myself go」各中古買う。
後者のシングル、一曲目は上記のミホがコーラスに参加しているし、三極目はミホに捧げた歌だし、かなり個人的性格の強いシングルだったのだな。
▼雑誌を大量に買う。漫画からストリート向けファッション雑誌(恥ずかしい言い方だな)から。

6月26日(土)
「カード破産と借金整理法」(宇都宮健児/自由国民社)/「弟」(石原慎太郎/幻冬舎)/「創成紀コケコ」(薄井ゆうじ/マガジンハウス)/「社長物語」(薄井ゆうじ/講談社)「お金とひとの物語」(タッド・黒フォード/鈴木主税訳/時事通信社)/「現代心理学シリーズ7 発達心理学」(山本利和編/培風館)
▼池袋リブロにて「ああ詞心(うたごころ)、その綴り方」(鈴木博文/シンコーミュージック)買う。その後、銀座へ。終電まで。
▼「弟」(石原慎太郎)読了。
 あばら骨切っただの黄胆が出ただの、その手の話ばかり出てくるので、嫌いな人は読まない方がいいのかもしれない。
 私にとって石原裕次郎とは「太陽にほえろ!」や「西武警察」のボスでしか印象がないので、(おそらく私と同世代のほとんどの人はそうだろう)そのうち「太陽の季節」や「狂った果実」をビデオで見ておこうか。
 美男子の容貌は、結核の投与剤の副作用でむくみ、レントゲンの後遺症で子種は枯れた。
 石原慎太郎は、「太陽にほえろ!」や「西部警察」での裕次郎の役割を「消え行く父親の復権のイメージ」としていた。その彼が実生活では子宝に恵まれなかったのはなんとも皮肉。

6月27日(日)
▼鈴木博文「ああ詞心(うたごころ)、その綴り方」読了。
 なぜか鈴木博文の娘のことばかり出てくる。あの叙情王とも呼べるべきお方の娘は、ユニコーンとリンドバーグとWANDSが好きだってのはまた。

6月28日(月)
▼有線で村下孝蔵の曲が頻繁にかかっている。マリスミゼルもかかっているのかもしれんが、マリスの曲は全然知らないのでわからん。

6月29日(火)
▼27っつうと、ジミ=ヘンドリックスとジャニス=ジョップリンとジム=モリスンが死んだ年齢だったっけ。ジミヘンは24だったという説もあるが。あのツラは24に見えない。日本人じゃないからかもしれないが。
 なにしろ、最近ミュージシャン関係で若くして亡くなっている人が多いせいで、ふと死について考えてしまった。誕生日なのに。
▼夜は10時ごろに銀座へ。「これでまた墓場に一歩近づいた」などとみんなに触れ回る。「そのうちあなたも私ぐらいの年になるのだ」と20代前半の女性の方々を脅してまわる。単に嫌なやつ。
 終電前まで。

6月30日(水)
▼ひさびさに酒が残る感触。恐怖の大王が降ってくる明日に向けて迎え酒。

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