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7月21日(水)
薄井ゆうじ「社長物語」読了。読みはじめは、いつもの薄井ゆうじらしからぬ作風、と思ってしまった。むしろ同時期に読んだ「創成紀コケコ」(マガジンハウス)の方がいつもの薄井ゆうじだという気がした。
 だけど読み終わると、やっぱり薄井ゆうじであった。めずらしくお薦めの本です。特に経営者の方には。

7月22日(木)
▼会社に寝泊まり。
 朝方、コンビニへ向かう途中、後楽園ゆうえんちの向こうから昇る陽の光を浴びる。(ってこりゃ23日の出来事だ)

7月23日(金)
▼だるいのに、そして明日も仕事なのに呑むはめになる。
 総務の人と呑むのもこれが初めて。いろいろ面白い話も聞けた。
 総務というポジションは、会社を辞めてからも、その会社内のことを口外しないという誓約書をかかされるらしい。いやはや、総務じゃなくてよかった。俺なんかそこらじゅうに言いまくってるから。
▼なぜか鈴木あみ写真集を買う。

7月24日(土)
▼出社前に、池袋のタワーレコードでドラゴンアッシュ「Viva La Revolution」買う。
▼だんだんと、目覚し時計通りの時刻に起きられなくなる。
 しかし夕方は何がなんでも帰社する。その後銀座へ。
▼ドラゴンアッシュ「Viva La Revolution」
 曲の大半は英語詞。ヒップホップじゃない曲は日本語にしないと決めているのか。「BOφWYみたいな曲がある」というのは「Drugs can't kill teens」(すごいタイトル)や「Just I'll say」や「Fool around」のことか。
 この英語詞、中学生ぐらいでもわかるレベルの詞で、決して本格的に海外進出するために書いている詞じゃないことがわかる。やっぱり国内仕様なのか。
▼夏仕様だという「Dark cherrise」や「Nouvelle Vague #2」より表題作の「Viva La Revolution」がいちばん夏を感じさせる曲調だと個人的には思う。あの歌詞がなかったら、「リゾートで彼女とシーブリーズを一緒に」なんてコピーがくっつきそうだもの。

7月25日(日)
▼洗濯をしてからすぐ会社へ。
 先輩の「こんな天気のいい日曜はバイクを飛ばすと気持ちいいのに」という述懐に、バイクも四輪車も免許なしの私は、「はあ」と気のない返事。
 その日はいろいろあって11時まで。

7月26日(月)
▼外出する用事が増えた。
 気がつかないうちに梅雨は明けていたという。
 みるみるうちに水分を枯らし、会社に戻ってからは缶のソフトドリンクを次から次へと空にする。

7月27日(火)
▼神保町のキムラヤでSHARBETS「SIBERIA」買う。三割引2751円。
 マキシシングルが出た時にも書いたことを繰り返すことになるが……なんだから言葉がシンプルすぎるのが気になる。昔のような「散文の大洪水」状態の詩は書いてくれないのかなあ。音の方はアナログ大洪水でしたが。
▼ビートニクから影響を受けた、と公言しているミュージシャンは数多くいるけれど、やっぱり浅井健一がいちばん、日本人ミュージシャンの中でビートニクを消化しているのではないでしょうか。

7月28日(水)
▼午後9時帰りを早いと思ってしまったりする。

7月29日(木)
▼ヤングジャンプの広末着物姿に心を奪われそうになる。というより単に目眩がしているだけかも知らんが。ムネカタさんの影響力は恐ろしい、などと書いてみたりして。

7月30日(金)
▼吉田修一「最後の息子」(文芸春秋)読了。
 表題作の、淡々と現代の表層を切取りながら、人間関係の縦糸と横糸をほぐしているところが好き。
 でも、この作者の真骨頂はやはり、こてこての長崎弁が炸裂している、芥川賞候補作の「破片」や「Water」になるのかな。
▼田中麗奈写真集「rena@19」(ワニブックス)買う。ここんとこ短髪美少女の写真集ばかり買ってるぞ>俺
▼明日は18日ぶりに休めるのか。

7月31日(土)
▼坊主にした、13年ぶりに。 この、「13年ぶりに」を太字にしてみると凄いことのように見えるな。見えないか。
 床屋で「3ミリぐらいでよろしいでしょうか」と聞かれて、3ミリというのが実際のところどのくらいの長さなのか想定出来ずに、とりあえずバリカンを入れてもらうことにする。 「このくらいなのですが、よろしいですか」と、切ってもらってから言われてもしょうがないのだが……よろしいことにする。  あっという間に終わる。30分くらい待たされて20分ぐらいで終わってしまったのかい。

 夕方は銀座へ。「店内にひとり高校球児がいる」と言われてしまった。

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