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「http://www2s.biglobe.ne.jp/~NITE_DAY/200007nikki_3.htm#2000/07/XX」
と記述してください。

7月21日(金)
▼初めて326の詩に触れたのは(というより絵やそこに挿入されている詩、 と言うべき、か)「音楽と人」が市川哲史初代編集長から結城雅美2代目編集長に代わったあたりの目次ページにて。(このへん、記憶が曖昧)
▼326のここが嫌い、と公言する人は非常に多い、というよりネット内の記述でもしょっちゅう見かける。
 反対に「俺は326が好きだ」って公言する人はいないねえ。公言したら掲示板荒らしにあったりメール爆弾でも送られたりするんでしょうか。
▼今年の「集英社文庫夏の一冊」のイメージキャラクターは326。以前のイメキャラ(って略し方は誤解を招くが)だった広末涼子が毀誉褒貶ある存在になってしまったと同様に326も毀誉褒貶ある存在になってしまった。
 ふと思うんですけどね、326があれだけの販売実績を上げているってことは、どこかに326の隠れファンがいても不思議じゃないんですけどね。そうでしょう? やたらに326をくさしているあなたやあなた。

7月22日(土)
▼午前は雑用をやって午後から出勤。その後銀座へ。2本ボトルを入れて現金で払って、2本入れてカードで払った。たぶん今までの最高記録。(「1日にボトルを入れた本数」の)
U2「THE BEST OF 1980−1990」
 たぶん「昔のあなたが好きでした……」と言われるバンドの筆頭に挙げられるような方々だろうけど、このベストを聴くとよりいっそう、そう発言する人の気持ちがわかってくるような……。
▼やっぱり「ベストヒットUSA」世代ってものが確実にあると思うのですよ。(80年代に小林克也が司会をやっていた「ベストヒットUSA」というテレビ朝日系の番組があって、洋楽好きの涅槃だった)
 カルチャークラブやデッドオアアライブやa〜haのようなMTVとして映えるような人々に比べて、U2はその4人制バンドとしてのたたずまいと、4人という最小人数で作られる音によって、当時のバンド小僧を揺さぶり動かした。
 90年代になってからの彼らのたたずまいは、「音作りの囚人」とも呼べるべきポップ」への執着心。

7月23日(日)
▼午後8時まで会社。そのあと銀座へ。
▼ボサノバばかり流れてくる店内。「今日の俺の気持ちはボサだ!って言うんで店長がかけろって。『(有線のチャンネル)変えるなよ』って念を押して」だそうな。そこまでするかい。「気分はボサ」って何なのよ店長。

7月24日(月)
@いつだって、男の子の悩みは、女の子の気持ちがわかならいこと
 Aけっしてふりむいてはいけない、必ず一度、そんな時がきます……
 B大きな彼氏と、愛する彼女と、やさしい気持ちで読んでください
 C身も心も愛してほしいのに、なぜ男は冷たいふりをするのよ
 D彼女に悩殺されているきみ、まだまだ甘いナ!

▼「新潮文庫の百冊」キャンペーンの時期になると、書店に販促用のパンフレ ットがおいてある。今年のやつを読んだら、……なんというか、「本を読まな い若者に媚び媚び」な姿勢がうかがえる。それが上記の紹介文の例。
 キャッチコピーから実際の作品が想像できますか。解答は@夏目漱石「三四郎」A芥川龍之介「蜘蛛の糸」B高村光太郎「智恵子抄」C川端康成「雪国」D谷崎潤一郎「痴人の愛」
▼Cは演歌ですか。Dはいやだなあ、語尾が。

7月25日(火)
▼ショットバー「銀座ライオン」は都内の至る所にあるが、どこの店でも「銀座」がついてる。じゃあ実際の銀座にある「銀座ライオン」は「銀座ライオン本店」か。よく知らないけど。
 エロ漫画の書籍・同人誌を中心に販売している「新宿書店」は池袋にあろうが高田馬場にあろうがみんな「新宿書店」だしなあ。
 この手の例でもっとわかりやすいのは「さっぽろ」と名のつくラーメン屋だろう。これぞ全国各地の商店街や路地裏で見かける。実際の札幌のラーメン屋ならわざわざ「さっぽろ」なんてわかりきった名前つけないだろう。っていやだから、札幌行ったからって札幌市内をくまなく歩き回ったわけじゃないので断言できませんが。地下鉄は全部乗ってみたけど。
 そういやあの時はちょうど五年前、新潟港からフェリーで一晩揺られて小樽まで来て、そこからJRで札幌まで着たんですね。もうあのような暇も体力もないなあ。

7月26日(水)
▼今年の明けぐらいから「AERA」と「FOCUS」がそろって、フォントを明朝体からゴシックにして、広告も同じように統一された。
 猥雑性あふれる電車の中吊り広告の中に、その二誌も埋もれずにすんだが、どうも平坦になってきた気もするんだけどね。この二誌を買うどころかめったに読まない人間が言ったところで大きなお世話なんだけど。

7月27日(木)
▼午前0時前、ここで1時間作業を続けるか、そのまま帰るか迷ってしまった末にお泊まり。会社宛のお中元のビールを冷蔵庫から出して、箱の半分くらい飲んでしまった。
 アサヒスーパードライの缶ののみ口には一言「ビールです」の文字が……。「まちがって子どもが飲まないように」の配慮かなんかなんだろうけど「ビールです」ってのはなんだかシュールだ。
「こんなところでも食品企業は大変なのね」と思った深夜の一瞬。(後日注:盲人用だったのね)

7月28日(金)
▼昼すぎまで寝て午後4時に起きてスーツ来てそのまま大宮まで。大宮駅の新幹線駅の改札は長蛇の列。新幹線のチケット販売機を探したが見つからないのでしかたなく列に並んだら、窓口付近になって「新幹線乗車券は西口改札(新幹線指定席乗車券売場窓口近く)でも買えます」だと、ちーっ、ってなわけで18時06分発の新潟行きを逃し、18時30分発の越後湯沢行きに乗り、越後湯沢駅で乗り換え。
▼MAXに乗るとき一階の席を選ぶか二階の席を選ぶか、ってのは子どものころ二段ベッドの上と下のどちらを選ぶかに似ていませんんか。似ていませんね。

7月29日(土)
▼洋楽だと、歌詞の意味がわかんなくてもとりあえず聴いてしまって、意味がわかなんなくても大丈夫ってのがある。だけど歌詞の意味がわかればもっと深いところまで楽しめるってのがある。
 同じように、お経も住職が口頭で発している言葉の意味がわかれば、正座して聴いている苦痛もやわらぐのではないか、と。正味1時間でもきついのでそんなくだらないことを考えてしまいました。寝そうになるかと思ったけど寝なかった。
 いやマジで、老後は般若信教の勉強でもしようかなあ。 ▼レベッカ再結成後のテレビ出演を観ました。知り合いのバニーさんから「ノッコって歌が下手になってショック」って聞かされていたけど、確かね、あの往年のハイトーンヴォイスが失われている。ちょっと太っていたし。
 最近は「二十世紀に活躍した歌手」という企画でいろんな人をテレビが引っぱり出しているが、現役じゃない人まで出さない方がいいんじゃないの。(私が個人的に「無惨」と思ったのは平松愛里とタケカワユキヒデ。ゴダイゴが紅白に出た時に、「ビューティフル・ネーム」の最初の第一声が出てなかったもの)

7月30日(日)
▼朝はすぐさま大宮までのノンストップ新幹線に乗って関東へ飛び帰り。会社の同僚のおみやげの酒を片手に。途中で会社内で履く草履を買った。靴も買った。午後は仕事。その後は銀座へ。

7月30日(日)
▼朝はすぐさま大宮までのノンストップ新幹線に乗って関東へ飛び帰り。会社の同僚のおみやげの酒を片手に。途中で会社内で履く草履を買った。靴も買った。午後は仕事。その後は銀座へ。

7月31日(月)
ザ・イエローモンキー「8」
 プロデューサーに外科手術を要請した曲はすべて吉井和哉の手でプロデュースされ直し。個人的には気に入っていた「聖なる海とサンシャイン」がちょっと過剰な装飾を施され過ぎかという気がした。
 でもこのアルバムの真骨頂といえば「パール」なんでしょうなあ。こないだの金曜日にテレビで「FAN」出演中のイエモンの実演を聴いて「夜よ負けんなよ朝に負けんなよ」というフレーズに、やっぱり私もこのバンドの存在意義を見たのですよフナバシさん

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