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「http://www2s.biglobe.ne.jp/~NITE_DAY/200108nikki_3.htm#2001/08/XX」
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8月21日(火)曇りのち雨
▼仕事も一段落つきそうだし、台風が怖いのでみんな定時で上がり。一緒くたに会社を出る。「天気予報では台風直撃は朝ぐらい」と聞いていたので銀座へ。(68) さすがに客は少ないだろうと思っていたら結構入ってた。6時半から閉店まで。

8月22日(水)雨と大風と通過後の不快指数
▼昨日の酒が残ったまま電車に乗る。吊革につかまって立ったまま眠る。履歴書に書けない特技。いや鳥だって足を直立させたまま眠るんだし。おかげで外に出て雨風を横から受けてもあまり気にならなかった。だけど服の半分が濡れたので夕方まで乾かなかった。会社は定時で上がって帰ってからすぐ寝てしまった。(今これを書いているのは23日の午前3時)

8月23日(木)晴れ
▼7時前に会社を出て銀座へ。(69) その後新宿へ。(37)
 有明の企業イベントに行ったことがある、という話を、昼間レースクインーン・コンパニオンを兼任している女性に振ったら「あたしそのイベントで受付やったよ」やっぱりなあ、誰か知っている人がいるんじゃないかと思っていたが。
 他の客に見せるんだ、ということで彼女が持ってきた、各ページいっぱいプリクラで埋められた手帳を、傍らの女の子に見せてキャッキャキャッキャとやっている側でハーパーの水割りを飲んでいたら「見るか?」とこっちにも振ってきた。「この写真かわいい」「これはあたしの友だち、これは同僚」などと戯れな会話をしていると、ひとつだけ大判の写真が。「これは仕事用のやつ。カメラ小僧じゃなくてちゃんとしたカメラマンに撮ってもらったの。八千円で」……これだけのものが撮れちゃうもんですか。プロってすごい。いや、もちろんカメラマンの方が。

8月24日(金)晴れ 暑くなってきた
▼7時前に会社を出て銀座へ。(70) その後新宿へ。(38)
▼新宿タワーレコードでジャパンの最新号(イベントレポートが別冊子になっていた)と浜田省吾「SAVE OUR SHIP」買う。タワーレコードは購入分に雑誌が入ると、すべてにおいてビニール盤の袋で入れてしまうのだが、これが目立つ。「何を買ったのかあたしに見せなさい」って言ってくるし。ところで浜省買うってのは今のギャルにとってどうなんでしょう。オシャレから離れているでしょうか。特に十代の子あたりに訊きたいが。
▼お願いモーニング。を見ていたら内山信二が出演していたが、いつの間にかこんなに巨漢になっていたのね、十九歳にして。知り合いの女性に「顔が内山くんに似ているって言われる」という人がいたが、今の内山に似ていると言われて喜ぶべきことなのだろうか。あ、実際のご本人は内山よりかわいいですけど。

8月25日(土)晴れ 暑いよう
▼池袋のマハラジャでカレーバイキング。せっかく店員が出来立てのナンを各テーブルにまで運んでくるんだから、素直に受け取らないと駄目だね。ご飯ばっかりだと胸焼け。
▼そろそろ八月も一週間で終わりということで、高校生ぐらいまでの人(が見ているとは思えませんが)は宿題で大変な時期かと。この時期ののび太もカツオも大変というのがおきまりでしょうが。
 それと同時に、麺類の飲食店から冷やし中華が姿を消す頃になってきましたな。
 コンビニは冷やし麺の売れ行きが好調なようで、新製品を次々と出している。値段も500円以下と手頃なので、店のメニューから外れたらこちらを買おう。まだまだ暑そうだし。
 学生から社会人になってからの二、三年は、冷やし中華が贅沢品であった。
 まずあれをカウンターで注文すると、通常の熱いラーメンなら麺を茹でたものを熱いスープにそのまま投げ込むだけでOKなんだが、冷やし中華だと、茹でたてのほかほかの麺を一度冷まさなければいけないので、その分の手間がかかる。だから単価が高い上に、出るのが遅い。「冷やし中華の大盛り」なんてのがあまりないのはそのせいなんだろな。大盛りにできないから腹減っている時に頼めないし。
 どんなに暑い夏であっても、新陳代謝を促すためにわざわざ辛くて熱いラーメンを大盛りで頼んだりしていたもんだが、最近は食が細くなったし、「暑いからやっぱり冷えたもん食わなきゃ」と身も心も萎びてきたので、最近の深夜メニューは専ら冷やし中華だった。
 今日も冷やし中華を外で食べた。生ビールと一緒だったんだけど、「ビールに冷やし中華が合う」なんていう話はあまり聞かないので、ビール党の皆様方にとっては合わない組み合わせなんだろな、きっと。
 食べ物の話ばっかり。

8月26日(日)晴れときどき曇り
▼電話回線を使ってコミニュケーションをする、その真似事みたいなものを覚えたのは二十歳過ぎ。92年の夏。十年近くの歳月が過ぎている。当時の端末はパソコンじゃなくてキャノンのワープロ。端子からモデムに繋ぐ。速度は9600bps。kが付かない。1kに直すと9.6k……56だ128だブロードバンドだって言ってる時代は嘘のようで。最初は文字だけだったし。
 現在のネット社会に横たわる諸問題は、そのころからちっとも変わってない。でもいくらかましになったような気がするが。
 今も昔も変わりないと思うのが、(日本だけなのか他の国もそうなのかわからないが)「他人に反対意見を言われることに慣れていない」人がすごく多い、ということ。
「自分が考えていることが他人も同じ意見を持つとは限らない」という基本原則を、頭でわかっていながら、いざ面と向かって述べられることで血色を変える人が多い。ネットのバトルの原因の筆頭ではないかと。
 実は僕も、他の人に自分の好きなものを批判されて黙っていられなかった過去を持つし、その逆でわざわざ反対意見をまくし立てて他人に嫌な顔をされている――ネット上はわからないから、少なくともそういう反応を示される――ことが多い。とりあえずオフで会うことが少なくないような人なら、あえて掲示板に何も書かないようにしている。いや、現実世界でも「意外と毒舌だな」と言われることが多くなってきて……自分ではそう思っていないのですが。
 だから最近、僕と知り合った人に言っておきますが「すばらしいサイトですね」「あなたの言うとおりです」などとコメントしている場合、実は隙を見つけて反論する準備をしているかもしれない――と言っておいてみたりして。
▼夜はずっとテレビ東京観てました。やっぱりモー娘。新メンバーを観察してました。ネットの中の話題についていくために。
 この四人の子たちはこの先ずっと、肯定だけじゃなく否定もされるし反対意見を、それこそ暴力的なかたちで受け止めるはめになるのでしょう。とりあえず未来のレディたち(でも全員中学生)に祝福を。

8月27日(月)曇りのち雨
▼会社を出て銀座へ。(71) ミネラル二本にしておけばよかったのに……出たのが11時半。またちょっと飲み過ぎた。
▼モー娘。サイトの更新が激しいですな。何人かの管理者の方は昨日の特番で「メモを取りながら観た」と公言されている。すげえ。かっけー。メモを取りながらテレビ観るなんて懸賞の時しかしないぞ。出したことないけど。でも昨日の特番はまさにモーオタの皆さんにとって懸賞のようなものか。

8月28日(火)曇り夕方一時雨
▼某音楽ライターのプロフィールを読むと「BOOWYやTMネットワークが嫌いだったので当時の邦楽についていけなかった」とあるが、ちょっと勘ぐって思うに、この人、実は「BOOWYやTMネットワークのコピーバンドをやってモテる奴が嫌い」だったんではないかな。根拠はないが。
 実は僕がそうだった。全盛期のユニコーンが大っ嫌いで、「服部」発売当時はどのラジオ曲も、アルバムの中身を余すことなくかけていたのにうんざりしていた。(今では普通に聴けるが)あの頃はみんなユニコーンのコピーをやっていた。民生みたいな歌い方をしていた。
 やっとすんなり聴けるようになったのは「すばらしい日々」発売ごろ、ってつまり解散前じゃないか。

8月29日(水)曇り
▼会社を出て銀座へ。(72)

8月30日(木)曇り
▼会社を出て銀座へ。(73)ミネラル三本でも酔って迎え酒。というより迎えサワー。

8月31日(金)雨のち曇り
▼会社の人の送別会。その後銀座へ。(74)
▼下衆な雑誌を読む人間の下衆な疑問。
 誰かの愛人だっただの、この会社で不祥事があっただの、雑誌に何か告白する女性はなぜ脱いだ写真を発表するのでせう。「女優になるのが夢だったんです」や「これからはグラビアやVシネマで活躍したくて」と言うのならまだわかるのだが。それともヌードモデル料ってそんなに高いのか。エスパー魔美もバイトしてたし。
 今週のフライデーに「あいのり」のやらせとセクハラ疑惑が掲載されていたが、私腹を肥やしていた政治家の記事などに比べると、まず読者は同情も共感もしにくし。まず、番組でカップルとなったとされる男性に黙って今回の写真と記事を載せたとしたら、この男性の方がかわいそうってもんだろう。「あいのり」のコンセプトも進行も、作為がまったく入ってないとは思えなかったもんなあ。この記事を読んで本気になって「あいのり」に対して怒る人がいるとするなら、テレビの嘘をやり過ごせない人じゃないの――てな感じで書けるような、軽い恋愛話も軽いスクープも、日記系サイトのネタとして流用できるものでしかないような、実体の薄いもの。
▼今月のウィンドウタイトルはサザンオールスターズ「DJコービーの伝説」
 歌詞の途中がなんとなくアイドルオタを示唆したようなフレーズだったので取り上げてみた。実は「あなたを眺めて」の次に「Lonely,Lonely night」と続くんだけど。
 もちろんこのタイトルを決めた月初にギタリスト脱退なんていう激動の時代を迎えるなんてことは予想だにしていなかったのだけど。(解散説はそこそこ流布していたが)
 「DJコービーの伝説」から始まるアルバム「NudeMan」は昔よく聴いていた。このアルバムに「チャコの海岸物語」も「YaYa(あの時代を忘れない)」も入れられなかったことがよくわかる。両者ともシングルの色合いが強すぎて。

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