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「http://www2s.biglobe.ne.jp/~NITE_DAY/200209nikki_3.htm#2002/09/XX」
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9月21日(土)
▼力尽きてました。

9月22日(日)
▼金曜のナンバガ解散を期に、ネトの皆さんが皆センチメンタルな季節になって紀行文を書いている。それと同時期にモーヲタの皆さんはごっちん卒業のセンチな文章を書いている。それをずっと読むだけで一日過ぎました。
▼それで一日終わらせるのが嫌なので銀座へ。(91)

9月23日(祝)
▼横浜でモーヲタさんたちが結集している頃、僕は添田さんとけけさんとで銀座で呑んでました。(92) みんな盛り上がりすぎ。その中で一人、醒めているような盛り上がっているようなよくわかんない状態。

9月24日(火)
▼呑んだ時はそうでもなかったのだが、後から来る。二日酔い酔い。

9月25日(水)
▼午後は渋谷でセミナー。
▼桑田佳祐『ROCK AND ROLL HERO』買う。この表題曲はこないだの千歳行きの飛行機の中で聴いていた。『BLUE MONDAY』は珍しい曲。ラブ・サイケデリコのKUMIがシャウトしている。この人が叫ぶ音源なんて今までなかったのでは。

9月26日(木)
▼午後は虎ノ門で取材。
▼会社を出て新宿へ。(19)

9月27日(金)
▼新橋の書店で『モーニング娘。×つんく♂』(能地祐子/ソニーマガジンズ)買う。
▼そして銀座へ。(93) 混んでいたので、さっき買った本をずっと読み続ける。当然、その本にしてくる子がいたので見せたら、「加護ちゃんと梨華ちゃんが好きだったけど、加護ちゃんは太って梨華ちゃんは初々しさがなくなったから、今は高橋愛ちゃんが好き」というお話が聞けました。こんなところでモートークが。
『モーニング娘。×つんく♂』(能地祐子/ソニーマガジンズ)
 もう、モーヲタの人なんかは薄々気がついているだろうが、「モーニング娘。はつんく♂が作った」のは間違いないが「モーニング娘。はつんく♂が運営している」というのは正確ではない。事務所の人やら事務所の他の芸能人やらテレビ局の人やらレコード会社の人やら、この本に出てこない人のお金と思惑がい〜っぱい蠢いている。そして確実に日本経済の一部分まで揺り動かしている。そんな生臭さまで感じている人が多い。いつも発表される卒業やら編成変更やらは。
 そして、そんな生臭い雰囲気から目をそらして、あくまでも「モーニング娘。とつんく♂の考えていること、その半径数メートル」を知りたい人だけの清涼剤として機能している。特につんく♂自身がどうしようと考えているかを語れば、憶測だけでものを言っている新聞や週刊誌の何百倍の価値があるだろうし。

9月28日(土)
▼午後の1時に目が覚めて、そのまま代々木から大江戸線を介して麻布十番へ。案内人の言うとおりに劇場のあるフォンテーヌ・ビルへ。午後3時公演の40分前。
 駅の外へ出てからコジャレっぷりが何段階もちがう女子高生やらスーツな男女やらを目にしていたが、劇場内に入ると、これまたコジャレぶった男女がわんさか。しかも「はしゃぎ周波数」(世間に疲れ切っていない二十代前半以下の男女がファーストフードやら居酒屋チェーンやらで発するはしゃぎ声のこと。旅人造語)がけたたましく響いている。後方では英単語の勉強をしている男女がいるし。こいつら浪人生か? この圏内にいる30歳以上の人間って俺だけのような気がして滅入る。滅入っている間もなく芝居が始まる。
 芝居の内容は、劇団系にありがちな、役者が文学的な台詞をぶつけ合っているだけでなく、ストーリーのテンポが小気味よいものでした。たぶん観客の皆さんも感想書きやすかったでしょう。(小劇場では入場前にアンケート用紙と鉛筆を渡され、上演後に提出するよう要求される)
 役者さんに挨拶して、この後の午後7時公演があるとのことで早めに話を切り上げ、麻布十番を去る。

9月29日(日)
▼午後から英会話学校で、自分の英語能力レベルを調べてもらう。
「聞き取りは多少自信あります」なんて言っておきながら、いざ会話すると「I'm from Ireland(私はアイルランド出身だ)」に「Island?(島)」と聞き返すし、「What's your family name?(姓を聞いてる)」との問いに「My father name is……」と返答するし。ビジネス英会話コースは中級レベル1からスタートなのですが、検査担当に当たった講師は「彼ハ初級れべる3カラ始メタホウガイイネ」と言い放ちました。(そういうのは聞ける)
 さてこれから本格的に英会話を始めます。とりあえず市井紗耶香が挫折した(と一昨日読んだ本に書いてあった)という4〜5ヶ月は続けます。つうか10ヶ月続けないと教育訓練給付金が出ないんですけど。

9月30日(月)
▼英会話の手続きもう一度。保険証を見せて(運転免許持ってないので)ローンの契約してやれやれ一安心と思っていたら、頭金が引き落とせないのでもう一度手続きをしてくださいとのこと。うがー。
▼そこで手続きが中断したのでそのまま新宿へ。(20)
▼最近は中古CDでもデフレらしく、ブックオフでなくとも飽和状態にあるCDは駄菓子屋価格で買えたりするものだが、その中で最近買ったのがバービーボーイズ『B7』
 解散発表の1992年初頭に発売。しかもメンバー五人が2曲ずつ、3rd〜6thまでのアルバムの中からお気に入りを選ぶ、ファンのことををまったく考えなかったベスト盤。きっと解散したくとも契約上一枚どうしても出さなければいけなくて無理矢理出したという台所事情が想像できるそんなベスト。
 その中に含まれている、リーダーいまみちともたかお気に入りの曲『もうだいじょうぶヒステリー』。「大丈夫」という単語はとかくこの日本においてぬるい隙間言葉となりがちな、それもロック・ポップスの中でも同様な曖昧さを含んでいるにもかかわらず、「ヒステリー」という単語を後に付ける事によって、この曲の苦さ悲しさが漂ってくる、不思議な曲である。
 イマサ同様、この曲の歌詞は全部大好きな私であるが、その中で、秋めいたフレーズを拾って、今月のウィンドウタイトルにした。

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