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「http://www2s.biglobe.ne.jp/~NITE_DAY/200212nikki_2.htm#2002/12/XX」
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12月21日(土)
▼夕方から英会話(20)。
 「趣味は音楽を聴くことです」なんてありきりなことしか言えないのですが、つうか音楽を聴くことが趣味ではない人が150枚もCDを所有しているなんてケースは(仕事だから、なんてのを除いて)ないとは思いますが。
 英会話の学校でもプロフィールを提出しなければならんのでそのように言うのですが、ときどき、やけによく知っている人にも出くわす。これは日本人だろうと海外の人だろうと同じだね。
 今日の担当講師(30代ぐらいの女性)もUKロックをいろいろ知ってるし、クラッシュだのデヴィッドボウイだのロキシーミュージックだの「何枚目のアルバムが好きか」なんて話をしてましたが、ロキシーのところで「2枚目の『For your pleasure』ってアルバムが好きなんだけど、金がないとき売っちゃったから今手元にない」などと口走ったら悲しい顔をされました。って当たり前だって。
 んで、帰りにタワーレコードへ行って久々に問題のブツ、ロキシーの『For yourpleasure』を見たら廉価盤だった1750円から、紙ジャケットの2500円に値上がりしてた。
▼(後日注)クラッシュのヴォーカルであったジョー・ストラマーが亡くなってしまいました……。

12月22日(日)
▼夕方から英会話(21)。
 今日の議題(って言うと学級会みたいか)は「あなたの人生の中で最高の一日」――いかにもアメリカの方なんかが好きそうなテーマですな。ハリウッド映画でも登場人物がいきなり台詞の中で人生語ったりするし。つうか「最低の一日」ならいくらでも答えられるけど「今までの人生の中で最高」なんてまだまだ人生長いってのに簡単には答えられませ〜ん。てなわけで「この不況の最中、きちんと仕事ができる環境にある今が幸せです」という意味のことを答えてしまった。ああ偽善者。
▼その後会社へ行って仕事。夜10時ぐらいまで。

12月23日(祝)
▼あぁ〜もう連休終わりかい。時間の短い日差しがまぶしいぜ。道行く人はカップルだらけ。みんなこの時期遊んでんだろうなあ。こちとらこの三日間英会話学校の記憶しかないという自分が侘びしいぜ、とテキストサイト界隈でおなじみの非モテな言動から始めてみる。
▼そんで夕方英会話(22)。思えば「今日ここにくるまで何をしてましたか」「先週は何をしてましたか」「年明けは何をする予定ですか」なんつう会話ばっかりなんだよ。そりゃ俺は「先行き不透明な経済状況」や「アメリカの政策とその動向」なんて高尚な会話はできませんけど、自分が何をしてたか、なんてことをいちいち何で初対面の人間に話さなければいかんのよ。そのうち「カツ丼でも食うか」って言われるかと思いますよ。つうかアメリカやイギリスの刑事ドラマでカツ丼なんか出てこないでしょうけど。そもそも何で日本の刑事ドラマの尋問の途中でカツ丼出そうとするのよ。
▼『COMPOSITE』という雑誌に載っていた『東京クリエイティブカップルズ』という記事。夫か妻あるいは両方がクリエイターという夫婦を、部屋と共に篠山紀信が撮影。なんとなく浅野忠信化が激しい藤代冥砂(浅野みたいな髭を生やしている)とモデル田辺あゆみの夫婦はなんとなくそれらしいが、しりあがり寿と西家ヒバリの夫婦も独特の雰囲気を出している。しかし記事中に「おふたりの漫画の画風に似合わない……」なんて編集者がまっさきに書いちゃだめでしょ。

12月24日(火)
▼会社を出て銀座へ(129)。閉店まで。
▼仕事で他人様の写真を撮ることに慣れているのに、撮られるということになれていない。こういうのって、他人の目を気にして普段化粧をしている女性だったらずいぶんちがうのだろうけど。

12月25日(水)
▼午後は取材で大崎。
▼東京ミレナリオ(だっけ?)見たさに有楽町駅が混雑。この混雑は大手町まで続いているらしい。駅から歩いて銀座へ(130)。
▼8時に出てそこから千代田線で赤坂。古巣なので溜池山王までの歩きで終電を逃さずにすむ。前会社の看板が撤去されていた。

12月26日(木)
▼会社の忘年会。余った赤ワインを持ち帰らされたまま銀座へ(131)。閉店まで。

12月27日(金)
▼会社の納会。その後銀座へ(132)。午後8時前に出て新宿へ(26)。タワーレコードにも寄ったけど結局何も買わず。

12月28日(土)
▼夕方から英会話(23)。初級3コース全体のテスト。会社の納会も終わって、朝からやりたくないモード。これだったらこの日キャンセルすればよかった。合格したけど。ビジネスコース1のテキストブックとワークブックを購入することになる。てっきり前回の頭金とローンの中に含まれているもんだと思ったら、コースがランクアップするごとにテキストは別途会計なんだと。最初の説明にあったのかも知れないけれど、こちらがよく把握していなかったのか、支払いと教育給付金のことばかりに頭がいってその説明を聞き忘れていたのか。とにかく21000円かかるんだと。じゃあこのテキストは1冊10500円(税込み)なのか。
▼ところで『忘年会』って『end of the year's party』でいいのでしょうか。『鍋料理』を訳したら『cooking in the stew』なのだろうか。英会話の講師に訊かれたからそう答えたのだけど。
 こないだ忘年会で持ち帰らされた赤ワインと、池袋西武で新たに買った日本酒を持って五反田へ。埼京線に乗っていたので恵比寿に乗り換えずに大崎まで行ったのでまた山手線に乗り換え。五反田でマサトクさんを呼び出す。いざ忘年会へ。
 最初は『少林サッカー』を観つつ鍋。その間りんす様宅のベル(黒のブルドッグ)に唇を奪われ、耳をしゃぶられる等の陵辱を受ける。牝犬(『bitch』の日本語訳ではない)のディープキスはとにかく舌技を使って舐めまくること。
 その後利き酒大会というものが始まったがこれには参加せず、マサトク宅のベッドにて村上龍『だまされないためにわたしは経済を学んだ』を読了。その後師走の翁『シャイニング娘。』上下巻を読む。こういうオチだったのか。この方はこの漫画を見て「元ネタがわからない」とおっしゃってました。ってこういう話でリンクしてすいません。
 その後再びDVD上映。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』を観る。感動的な映画なのにいちいち突っ込みモード。物語の展開でミニスカートのパンチラが出てくるのだが、どなたかがいきなりミニについて熱く語りだしたのでこちらも応戦してしまった。女性も数人側で観てるというのに。と書いてわざとこの映画の品位を下げるようなことを言ってみる。ところであの映画のケンとチャコのモデルって、ジョン・レノンとオノヨーコではないだろうか。
▼映画が終わる頃には大半が寝てしまっているので起きている人で再び本読みモード。安田弘之『紺野さんと遊ぼう』(モー娘。の人とは何にも関係ない。実写版をやるならMEGUMIか)・田中圭一『神罰』(巻末の著者としりあがり寿の対談の方が読み応えあった)などを読む。
 夜が明けて6時45分ぐらいに引き上げる。

12月29日(日)
▼昼はずっと寝てました。
 今年にアップロードする更新分は今日で最後です。明日は会社へ行って年賀状を書いたり、家に持ち帰りたくない仕事をやって、その夜か翌日31日の朝に帰郷予定です。よいお年を。

12月30日(月)
▼↑で、「よいお年を」なんて書いておきながらまだいる。午後に起きてしまったので黙々と会社で年賀状書き。前の会社では入社当時の年度には一応書いたが、周囲のほとんどの人が書かなかった(というより書いている暇なんかないほど業務に追われていることが多かった)し、お返しの年賀状を出さなくてごめん、という謝りの言葉まで頂く始末だったので、その後何年間は自分から出すこともなくなっていた。そして今年、会社も業務も一新して、年賀状はどうやら書いた方がいいらしい雰囲気だったので書いてみることにした。23枚ってのは自分の人生の中で最高かもしれん。会社で用意された印刷の賀状に手書きで添えるだけなのだが、宛名も手書きで書いたために大変手間取った。印刷にすればよかった。来年はこの倍ぐらいになっているだろうと予想されるし。その 後仕事して午後10時30分に出る。
▼ローリングストーンズ『Forty Licks』買う。ほとんど知ってる曲だから別にいいやー、と思ってましたが、『Brown Sugar』のモタったギターとか(あのギターはほとんどミックテイラーが弾いてるんではないだろか)『Undercover of the night』のすさまじいエコー音というかディレイ音とか、新たな発見がいろいろありました。

12月31日(火)
▼午前8時50分だったかの大宮発の新幹線へ。10時半ぐらいに新潟駅に着いて、食事をした後バスで古町三越前で降車。NEXT21の屋上の展望台へ上ってみる。西堀ローサから古町5番街へ。ってここまでやたらにローカルな地名ばっかり出てきますが。
「水島新司まんがストリート」とか題された通りにドカベンのキャラが銅像となって立っている。岩鬼の銅像は、すでに報道されていたように葉っぱの部分だけ何者かに持ち去られていた。こういう時、デジカメ付き携帯だったら便利なのだが、持ってないのでメモは文章のみの更新。つうか俺、2002年は岩鬼で終わりか。
▼紅白。松浦亜弥や朋ちゃんが出たあたりは風呂に入ったが、それ以外はほとんど観てた。それにしても年間通じてこれほどまで演歌ばかり聴く機会もほとんどないだろう。中島みゆきが出た時母親が「合成?」と行った。確かに薄暗い背景と中島みゆきの衣装がマッチしていなかったが。中島つながりで中島美嘉が歌っているところも初めて観た。振りが大きい。トリの五木ひろしの曲の作詞作曲はつんく♂だった。紅白内でつんく♂プロデュースはいったい何曲あるんだか。ところで後藤真希は結局出なかったのか。松浦も藤本も出てたのに。
 そのようにしてテレビを横目で観ながら家族の身の上話ばかりしているうちに新年がやってきた。
▼今月のウィンドウタイトルはRCサクセション『イマジン』。ジョン・レノンじゃなくてRC。訳詞で歌っているのだが、「ぼくらは薄着で笑っちゃう/ああ 笑っちゃう」という、なぜかこの意味不明な歌詞を最後にみんなで合唱しているのです。ちわきまゆみと三浦友和まで加わって。この歌詞は原曲になかったし。どういう意図でこの歌詞が加えられているのか、ご存じの方は教えて下さい。

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