▼中島らも「今夜、すべてのバーで」(講談社文庫)をひさびさに読んで「ここに出てくる天童寺不二雄と天童寺さやか、って、アダルトチルドレンじゃないの」と気づいた。この小説発表当時には、そんな言い方はなかったんだけど。
ご存じない方に解説すると、「アダルトチルドレン」という語はアメリカが発祥地。「親がアル中で、その生活の中で子どもらしく振る舞えなくなった子ども」というのが元の意味。
日本に伝わったときに、「親からあらゆる理由において、傷を受けた子ども」という意味に曲解されてしまった。(「新世紀エヴァンゲリオン」もあったしなあ)
最近、大学進学において心理学・精神医学を専攻する若者が多いとのこと。
こういう興味って、ビートたけしの著作名のように「みんな自分がわからない」ってことでしょうなあ。
ついでに言うと、「親から精神的な傷を受けた」って言いたがる人ってのは「自分の人生に対する言い訳」を探しに学問を受けに来ているように見えるんだけど。(2000/04/15)
戻る