▼「男女混合名簿の試み どうして、いつも男が先なの?」(男女平等教育をすすめる会 編/新評論)
どっからどこまでがタイトルで著者名かわかんない。要はフェミニズムとかジェンダーとか、その周辺の問題に取り組んだ先生の経過報告のようなものです。その中で、「あなたのジェンダー・チェック」という、各人の意識下に隠れている女性差別の根っこの部分を探ろうというテストがありました。ここでその項目全部を書くと長いので、かいつまんで何を調べるテストかというと、

1.男女を必要以上に分けて考えてないか
2.男女の序列化・優位性・上下関係
3.性別役割分業意識
4.男女の特性論・固定的ステレオタイプ
5.男女の機会の不均等
6.女性性の商品化

そして……6番目「女性性の商品化」の項を調査する質問に、
●電車のなかで、スポーツ新聞のポルノ記事を広げられても不愉快と思わない
●お祭りでミスコンテストのようなイベントは人集めによいと思う
●女は容姿が大事だと思う
●水着に関係ない商品に、水着姿が出てくるコマーシャルを見てもおかしいと思わない

耳が痛い、鼓膜も三半規管も痛い。もしこれらの質問に、というわけではないが「女性性の商品化」されたものを消費している人間だと指摘されたら、反論できないと思う。思いっきり女性をバニー姿に見立てた「商品」を消費しているもの。では、反論できないなら開き直ろう。女性性が商品化の対象になっていて、それが社会に大きく根を張っているのなら、男性性だって商品化されても文句は言えないでしょ。既に商品化されている男性性は数多くあるし、商品化に一役買っている男性、あるいは少年というか男の子というか男子というか、そういう奴らは多いわけです。そしてそれを享受している女性も数多くいるわけです。女も男を商品として見よう。って言っても、俺ははなっから「商品」にはなれないけどな……。(1998/03/15)
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