▼上遠野浩平「ブギーポップは笑わない」(電撃文庫)
 この書についてはいろいろな方が評を書いておられたので、ちょっと書きにくい部分もあるが……というよりあんまりこの手のジャンル自体読まないしな。
 プロローグ+全五話の構成で、各一話ごとに、メインキャラクターが主人公となる。各登場人物は、それぞれのかたちによって、ブギーポップやエコーズやマンティコアとからんでいく(あるいは化身となる)
 なにより第一話が「小さな恋のメロディ」というか「BOYS BE…」というか、遠景に十代の恋愛感情そっくりそのままを掲げているので、私にも入りやすかったってのが大きい。これが頭っからマンティコアが出てきてしまったら、ずいぶん印象が変わってしまっただろう。(1998/12/07)
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