▼吉田修一「最後の息子」(文芸春秋)
表題作の、淡々と現代の表層を切取りながら、人間関係の縦糸と横糸をほぐしているところが好き。
でも、この作者の真骨頂はやはり、こてこての長崎弁が炸裂している、芥川賞候補作の「破片」や「Water」になるのかな。(1999/07/30)
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