黒法師岳 北遠の雄姿


遠州で北遠の山並みを見ると正三角形の山が見られるが、その山が今日報告する深南部に位置する黒法師岳である。この黒法師岳山頂には一等三角点があり、又2,000m級の山では日本の最南端に位置する山でもある。北遠の町水窪の中心地から水窪ダム、水窪湖へてを戸中川林道ゲート迄1時間、ここで車を林道に駐めいよいよ歩きである。林道ゲートから取り付き点までは6.1km約1時間15分である。6.1kmで400m高度を上げ、取り口点の高度は1,000である。この戸中川林道は途中にいくつかの沢を通るが、大小の滝が見られ楽しめる。
 取り付き点から等高尾根までの登りは、結構急勾配が続く。又地質は大きな石ではなく、急勾配の砂利道が長く歩きやすいが、反面滑り易い。、登り尾根は深南部の山にしては、全体的に下草が少なく、深い山との印象はない。2時間30分で登高尾根に着く。等高尾根に着くと目の前に正三角形の山、黒法師岳、反対方角には丸盆岳、鎌崩が見える。
この分岐からはササの中を黒法師岳まで45分。頂上には立派な×印の一等三角点がある。遠方からは正三角形の山だが、頂上は枯れ木が立つ広い平坦地である。登高尾根からの下りは急傾斜のためゆっくり下り、13時30分には登り口に戻る。この山も林道歩きで400m、取り付きから1,060m、トータル1,500mの高度を昇り下りする登山である。

 
戸中川林道に落ちる沢
 
戸中川林道に落ちる沢
 
等高尾根のヤレヤレ平
 
等高尾根への登りのやせ尾根
 
登高尾根
 
等高尾根からの黒法師岳
 
等高尾根から丸盆岳、鎌崩方面
 
黒法師岳登りから富士山
 
黒法師岳頂上
 
黒法師岳頂上直下から登高尾根、不動岳方面
                                       
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