御油から秋葉街道最後の登り
 
東海道の御油から分かれて鳳来寺山に参拝し、目指す秋葉山に向かって難所の山中の山村を歩き途中2泊し、やっと天竜川を渡り目指す秋葉山には、戸倉から最後の700Mを登るきると秋葉大権現に着く。今日のコースは西川から秋葉山までの東海自然歩道のコースである。西からの秋葉街道を探し歩いている私にとっては、西川からの秋葉街道(東海自然歩道)は150年前の秋葉街道の姿が残る少ない個所の一つだと思います。このコースの登りは現在の生活道路ではなく昔の街道の姿がそのまま残っている。秋葉山の登りであるため今何丁目であるか知らせる石の標識も数多く残っている。
 大変残念だのは、西からの街道は秋葉山の境内(駐車場)に入ると突然消えている。境内の何処にも街道の痕跡はない。江戸時代後半から明治の初めに掛けて多くの参拝者が歩いた秋葉街道が、境内に残っていないのは大変寂しく残念である。

 
西川から戸倉に掛けられた自然歩道吊り橋
秋葉街道の渡場はこの下付近か?
 
戸倉の集落から抜けて秋葉山に向かう
 
集落の端にある古い街道の橋
 
街道沿いの昔の茶店廃墟
 
登りの杉林の街道
 
平坦地の街道
 
街道の最後の登り
 
街道を上り切ると境内に入り街道は消える
 
駐車場からの現在の秋葉道
 
現在の秋葉山の門
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