蕎麦粒山、高塚山

  11月の文化の日に、しばらくぶりに秋の山犬の段周辺を歩く為に出かける。先日の台風で山犬の段まで車が入れるか心配しながら出かける。案のじょう、川根本町の国道から山犬の段に向かう道路の入り口には、山犬の段はいけない看板がある。大札山の駐車場まではいけると確信し向かう。思った通り、蕎麦粒山南尾根取り付き付近まで来るまで入る事が出来た。
 1に車を止め8時半から南尾根を2から登る。途中やせ尾根の南尾根からは、両側に今が最も良い紅葉が見られる。蕎麦粒山の頂上には10:30に付く。何度も登っているが、今回は頂上から富士山が綺麗に見える、何か別の山に登った感じがした。よく見ると富士山方面の木は綺麗に伐採されていて、登山者に富士山が見えるよう工夫してあった。天気予報では天気も午後の方が良いはずある。しかしいっこうに薄い雲は取れない、帰って朝方に一時光が差し込んだが、昼になっても光は差し込まなく、紅葉も台無しである。
 蕎麦粒山頂上で小休止し高塚方面に向かう、蕎麦粒山お下りで林道に車が入り工事をしている事が分かり、帰りは林道を歩いて車の所まで行くことにした。鋸山、高塚山の分岐7まで1時間、分岐から高塚山までは40分、高塚山には12時10分に着く。分岐付近から高塚山までの稜線は深い南の山の雰囲気を持ち好きで有る。高塚山への稜線のブナ林はブナの樹のみが残り、他の樹は枯れてなく初冬の様子である。帰りは樽の鞍部9から林道に下りた。高塚山から林道の下への分岐まで1時間、林道まで10分、山犬の段13迄30分、山犬の団から車まで1時間計7時間の山歩きであった。

 
1付近から見た高塚山(右奥)
 
蕎麦粒山南尾根の紅葉
 
樽のコル付近の紅葉
 
蕎麦粒山頂上からの富士
 
高塚山手前の稜線
 
7付近の稜線
 
7付近から見た前黒法師方面
 
閑散とした山犬の段
 
帰りの林道から見た大札山
 
蕎麦粒山南尾根登山口
 戻る