仏坂峠から宇連山往復

 2月の第一土曜日、三浦自治会の山崎さん、西自治会の佐々木さんの3人で鳳来寺山系の宇連山に北側の仏坂峠から往復した。このコースは設楽町の鳳来寺山から、棚山高原、宇連山、鞍掛山、岩古谷山の東海自然歩道の縦走コースの途中で、200M前後のアップダウンが有り、ちょっとした縦走気分が味わえるコースである。
 今回の山行は宇連山に北側から登っため、残雪が思ったより多く宇連山の山頂近くのなだらかな尾根筋には、10CM程度の雪が残っており、思わぬ雪上ハイクを楽しめた。メイン県道から四谷の千枚田、仏坂峠、東栄に抜ける道は、昔は塩の道として栄え、今も所どころに当時の街道の遺物が残っている。道路沿いの馬頭観音の地蔵、旧仏坂峠の地蔵群等は往事をを偲ばせてくれる。又縦走路の途中には、昔鳳来湖側の宇連集落と海老とを結んだ海老峠もあり私にとっては懐かし峠である。40年前に未だ宇連集落に人が住んでおり、分校も有ったころ、宇連の集落を訪ねようと、山行を計画したが残念したことが最近の事のように思い出す。
 又途中鳳来寺山系では珍しいブナ、ヒメシャラの林を見つけ一つ利口になった気がした。途中有った登山者も縦走路で1人、山頂で県民の森からの3人と、静かな冬の山行が出来た。
 仏坂トンネル駐車場から仏坂峠 20分 仏坂峠から海老峠 1時間 海老峠からP788 30分 P788から宇連山 1時間
宇連山から海老峠 1:20時間  海老峠から仏坂峠50分


 
塩街道の馬頭観音
 
仏坂峠の地蔵群
 
残雪が残る杉林
 
海老峠
 
宇連山頂上
 
宇連山頂上での参加者
 
ヒメシャラ、ブナ
 

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