秋の北八ッ横断と本沢温泉

  

秋の北八横断、本沢温泉露天風呂

秋の北八横断登山、高所露天風呂の本沢温泉泊等小さな山旅のレポートです。27日夜中の午前1.30浜松を車で発つ、国道257号で稲武に、153号で飯田に、飯田インターから中央高速で諏訪インターに茅野市の駐車場に6.00着くことができた。ここから茅野駅6.35発のバスに乗り、登山口の渋ノ湯に7.30着いた。 渋ノ湯で登山準備を行い7.45に今日の宿泊地の本沢温泉に向け出発した。黒百合平に11.00着、無雪期の黒百合平、中山峠は初めてである。唐沢温泉への分岐付近から黒百合小屋まで大きな石の沢の登りにはびっくりです。雪積期には大きな石も雪に埋もれ歩きやすい登りだったので、違いにびっくりしてしまった。黒百合小屋には10.50着、トイレ休憩を行い中山峠経有で天狗岳に向かう。中山峠では佐久側がガスで覆われ蓼科側の晴天とは正反対にびっくりである。中山峠から東天狗岳に向かう途中の見晴らしの良いところでコーヒーを沸かし楽しい昼食を取った。天狗の登りは手を使う岩、大きな石の連続で東天狗岳には13.00分に着いた。東天狗からの眺望は素晴らしく、蓼科方面、赤岳方面、これから向かう根石岳方面が一望に見渡せ、今までの疲れが吹っ飛んでしまった。

 

記念写真を撮った後直ちに根石岳には向かった。素晴らしい稜線歩きをしながら根石岳に13.45分着、鞍部にある根石山荘を過ぎると再度樹林帯になり、北八、南八の境の夏沢峠には14.30着、ここからは下りで今日の宿泊地の本沢温泉には15.30に着くことが出た。有名な露天風呂は小屋の手前の沢にあり、近くまで来ると硫黄の臭いがし、登山道からも見渡せた。湯が乳白色で数人が入れる小さな露天風呂は、大変混んでおり10数人が順番を待っていた。更衣室も無ければ、着替えるしっかりした場所もないので、露天風呂の片隅で衣服を脱いで入浴している。男性は良いが、女性の多くは本沢温泉小屋で水着を着用し露天風呂まで5分程歩き入っているようだ。私たちも小屋に行き受付を行い、女性は水着を着、それぞれそれ準備を行い露天風呂に入った。先ほどの混雑も終わり比較的ゆっくり有名な露天風呂に入った。湯船の底は砂地、木の板を重ねた側面、10cm程の上縁、その外は自然の沢の砂地である、自然に近い露天風呂は味わう事が出来感激した。入浴後夕食まで今日の反省会を行い楽しい一時を過ごして、夕食後早めに消灯した。部屋も新館の個室を別料金で予約し、男性部屋、女性部屋と個室で新しく他の登山者の話し、ザックのパッキングの音とに悩まされることなくゆっくり眠ることができた。 28日は朝食後6.40に小屋を出発し北八のコケの多い森を歩いて、静かなミドリ池、しらびそ小屋に7.50に着く。みどり池はガスで被われ素晴らしい風景だった、風景を堪能し、しらびそ小屋で挽きたてのコーヒーを頂き、8.15に発ち、バス乗り場の稲子湯に9.40に着き、今回の山歩きを無事に終えた