白山千振尾根のブナ林


 長年白山の有数のブナ林の千振尾根を歩きたいと思っていた。数年前に避難小屋まで歩く予定が、雨で水場まで登りそこで引き返した苦い思い出がある。今年は8月のお盆からは天候不純で晴れ予報が少なかったが、週間天気予報と私的な用事を調整し8/21,8/22に出かける。朝4時浜松を出、9時には市ノ瀬に着く事が出来たが、頭にはお盆の頃の交通の便しか頭になく、今の時期は週末しか別当出合いまでのバスがないので、市ノ瀬の旅館に頼んで別当出合いまで送って頂いた。
 南竜山荘には13:30に着き、時間は分有るので周辺を散策しながら写真を撮るが、時期的に写真の題材は少なかった。翌日の天気予報では午前中は天気で午後からは雨の予報である。明日は早く5:00に竜山荘を出て午前中に下山したいため朝色は弁当にした。
 翌日は天気予報通りで晴れた。予定通り5:00~に南竜山荘を出て別山に向かう。油坂の頭からは清々しい尾根歩きで7:30に御舎利山の分岐に着く。別山を往復し8時に目的の千振尾根の下山を始めた。下山を始める頃はガスの視界が聞かないので、登山道の案内標識を諄く確認し下山を始めた。避難小屋には8:40に着く。千振尾根避難小屋は上の御舎利山から見たり、隣の尾根から見たりすると赤い屋根のハイカラな避難小屋の印象が強いが、間近に見ると屋根の赤色は見えず、周囲は地味な避難小屋であった。
暫く細い千振尾根歩きをすると、ダケカンバ林に入り次期にブナ林は入った。さすが千振尾根ブナ林はすごい、ブナの大きさだけでなく、見えるブナの数、枝の大きさも見事である。登山口まで約2時間のブナ林を歩くことが出来た。登山口近くの林では変わった巨木も見ることが出来た。12時には市ノ瀬の駐車場に戻る事が出来た。

 
柳谷の不動滝
 
ブナ林
 
シモツケソウ
 
天池からの別山
 
縦走路からの別山
 
御舎利山登りからの白山
 
ブナ林
 
ブナ林
 
巨木
 
ダケカンバ
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