恒例の北岳登山、本年はキタダケソウを訪ねて

 梅雨のさなかの7月5,6日に日本第二の高さの山、北岳にキタダケソウを求めて北岳に登って来た報告です。キタダケソウは北岳の一角の石灰岩地帯にのみ自生し梅雨の時期に咲く高山植物で北岳の固有種です。北岳は3000Mの山で石灰岩地帯と他の地質が同居し高山植物の豊富さでは白馬連峰に匹敵する山です。 この時期キタダケソウを求めてツアー登山等も来て山は100人位の登山者が登っていました。 駐車場(1550M)を5.30発から大樺沢をつめ途中から8本アイゼンで雪渓を登り、山荘近くの石灰岩地帯の登山道でキタダケソウを写真に撮り、北岳山荘(2850M)には12時に着くことが出来ました。時間があったので、3000Mの間の岳を往復し3時過ぎに戻ることが出来た。間の岳の途中には高山植物が今を最盛期にして豊富に咲いており、普通は梅雨明けか8月の盆休みに夏山登山をしている私にとって、7月初めのお花畑の華麗さには、びっくりである。高山植物をメインに登山するならこの時期だなと思いました。次の日は北岳を登り、白根御池小屋経由で下山しました。